マット・デイモンという俳優さんが好きで、出演作はほぼすべて映画館で見ています。

 

そのマットデイモンが主演している「AIR」という映画が今公開中で、早速見に行ってきました。(川崎109シネマズ)

この映画、宣伝文句では、

 

<この映画は、ただ優れたシューズを開発した物語ではない。伝説のシューズを開発し、人々の人生や世界の景色を変え、歴史を動かした男たちの物語だ>

 

 と書かれており、プロジェクトXとかが好きな自分としては、「エアークッション」という画期的な発明に関する「科学的な製品開発の物語」だと思って期待して見に行きました。

 

しかし・・・・・

映画の中には、製品に関することは、「デザイン」のことだけで、「開発」に関することは一切なし。そう、科学的なことや技術的なことはまったく出てきません。

がっかりです。

 

物語は、最初から最後まで「マイケル・ジョーダン選手とどうやって契約するか?」に関する「一項目」だけ。なんじゃ、それ???

技術開発ではなく、経営戦略の映画でした。

まあ、それはそれで面白かったんですが、宣伝文句を見て、「技術的な話だろう」と思いこんでいた自分には、「騙された」としか思えず。。。。。

 

「エアポート@@」とか「アルマゲドン@@」とか「ジョーズ@@」といったパチモン映画ではなく、メジャー製作のちゃんとした映画なんですから、映画の宣伝というのは正しくやってほしいと思います。