プロ野球、特にパ・リーグの大ファンで、パ・リーグに関する書籍に写真を提供したりもしております。

 

昨年、久しぶりにオリックスが優勝し、パ・リーグ全体が盛り上がってすごく良かったと思っています。

ただ、去年は他球団が弱すぎた感じがします。その結果、 日本シリーズでセ・リーグに負けました。

 

ところで、オリックスが優勝したことで、オリックスのファンの芸能人なんかがテレビに映る機会が多かったのですが、この人達が毎回のように、「オリックス・バファローズは、バッファローズではない。バファローズだ」ということを言ってました。

 

私も50年、パ・リーグファンをしておりますが、今まで、この件を気にしたことはありませんでした。

ただ、しゃべる時は、「バッファローズ」と言ってますし、マスコミも、「バッファローズ」と発音しています。

 

近鉄時代からの球団マスコットも「バッファ君」ですし、阿久悠さんと高石友也さんが作った、近鉄の応援歌も「バッファロー ドリーム」という曲名です。思いっきり「バッファロー!」と歌っていました。

 

英語のスペルは「Buffaloes」であり、発音は「バッファローズ」です。

PC関連機材のメーカーで「Buffalo」という会社がありますが、日本語表記は「バッファロー」になってます。

 

なので「バッファローズ」と発音して、なんら問題はなく、むしろ、それが正解なんですが、オリックスファンは「バファローだ!」と言い張ります。

 

それで、調べてみますと、たしかに球団の正式名は「バファローズ」なんです。

 

なんで、そうなったかというと、球団名を「近鉄バッファローズ」に変えようとした際、球団幹部が「文字数が多すぎる」とクレームを出したために、「バファローズ」になったそうです。つまり、1個人の考えで、無理やり、英語の発音を変えたわけです。

 

そういう経緯なので、結論としては、「言葉としては、バッファローのほうが正しい」わけですから、バッファローでもバファローでも、どっちでもいいんじゃないの? と思います。なので、オリックスファンが過度に「バッファローじゃない!」って言うのはおかしいと思います。

昔の近鉄ファンも、ほとんどの人が、「バッファローズ」って発音してましたよ。選手自身も。