コロナ感染で「銭湯がピンチ」になっています。実際、近所でも2軒廃業しました。

そうならないように、いろいろな銭湯(特に客が少ない不人気のところを中心に)に行くようにしていますが、いろいろ行くといろいろなことがわかってきます。

 

最近、気がついたのは銭湯の中にある「柱時計や壁時計の時刻は正確ではない」ということ。

 

昨日行ったところなんか、20分狂ってました。

5分10分なんか当たり前です。

 

そして、全部の時計が同じような時間狂っていればいいですが、脱衣所の時計と浴場内の時計が全然違う時刻だったりしますからややこしいです。

おそらく、男湯と女湯でも違う時刻になっていると想像され、夫婦で銭湯に出かけて、「じゃあ、8時ちょうどに出ようね」とか、神田川みたいに約束しても、ちゃんと約束通りの時刻に出たつもりでも、二人は出会えないってこともあると思います。

 

さて、「なぜ、銭湯の時計は狂っているのか?」ってことを考えると。

 

「時計が古い。もともと正確ではない」

「湿気があって、悪条件の場所に設置されている」

「高い場所にあるので、容易に手を伸ばして時刻調整することができない」(脚立に乗らないと無理)

「経営者が高齢化しており、脚立に乗るのは危険」

「客が年寄ばかりで、みんなのんびりしていて、気にしない」

ってところではないでしょうか?

 

あと、上記の理由から「針が止まったまま」の時計もけっこうあります。

 

まあ、とにかく、古い銭湯では、時計の時刻はあてにならないと思っていたほうがいいです。

 

 

次は「扇風機」です。

 

いろいろな銭湯に行ってわかったことですが、それぞれの銭湯で「扇風機事情」はかなり違います。

 

そして、銭湯というと、大きな湯船に使った際に「ああ、気持ちいいなあ~ 極楽だ~」と声を出してしまいますが、最近思うのは、特に夏場のことですが、「風呂上がりに脱衣所内で強力な風を浴びる時の気持ちよさは、ほんとに最高だ」ということ。

 

なので、浴槽の良さよりも、「扇風機の良さ」「風の良さ」が重要ではないか? と思うようになりました。

 

脱衣所の中に浴場の湯気が入ってこないようにうまく隔離できていて、エアコンがしっかりきいて、乾燥した冷たい空気になっていて、そこに強力な業務用の扇風機があると、ほんと最高なんです。

 

家庭用の小さな扇風機はだめです。やはり、業務用です。(最新の家庭用扇風機は機能が複雑で老眼の自分にはスイッチもよく見えず、使いこなせませんし)

 

混んでいるところでは「扇風機の取り合い」になったりするので、なるべく空いているところがいいです。

 

これほど、「扇風機」というのは大事なんですが、たまに「一台も扇風機がない」という銭湯があります。これはだめです。そして、そういうところは、座る場所もなかったり、全般的にだめだめだったりします。お客様サービスをちゃんと考えて欲しいですね。