ピアノ発表会が開催される各所ホール。
そういったホールには、立派な照明設備が備わっています。
私もこのブログで時々書いていますが、「ステージ写真の良し悪しは、カメラマンの腕よりも、照明の当て方で決まる」と言えます。
それだけ「照明」が大事なんです。
ただ、ピアノ教室の先生で、照明のことまで配慮する方はかなり少ないです。
たいてい「ホールのスタッフの皆さんにお任せします」と指示していると思います。
でも。
立派な照明設備があるのに、それを効果的に使わないのは、もったいないと思います。
これは先日撮影させていただいた、ピアノ教室様の発表会の様子です。
「普通の照明」が当たっています。(Aパターンとしましょう)
これはまったく同じ発表会でのステージ写真ですが、照明がかなり違います。
スポットライト的な当て方をしています。これはこれで「いい雰囲気」だと思います。(Bパターンとしましょう)
今回の発表会は、「ソロ演奏時はAパターン照明」「連弾演奏時はBパターン照明」という使い分けをしていました。
さすがに「Bパターンだけ」では、観客の皆さんが「なんか暗い」「なんか変」「暗くて写真が撮りにくい」と感じるかもしれませんが、ソロ演奏で通常の照明できちんと見せて、連弾時にちょっと変化のある照明にするって、なかなかいいアイデアだと思いました。
みなさんも「会場スタッフに全部お任せ」ではなく、ちょっと照明を変えてもいいんじゃないか? と思います。お試し下さい。
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