今日は仕事ではなく、地元のホール「吉野町市民プラザ」で主催した
吉野町音楽空間 Vol.2
というイベントに行ってきました。
横浜で活躍するアマチュア音楽グループが10組出演する、6時間近い長時間コンサートでした。
ポップスのカバーバンド
フォークデュオ
音楽紙芝居
アカペラグループ
ゴスペルグループ
ジャズバンド
などなど・・・・
まったくジャンルの異なるグループが次々に出演し、それそれが25分程度のステージを披露しました。
アマチュア~セミプロのミュージシャンなので、
「ドラムスのリズムがうまく合わないバンド」
「演奏はいいんだけど、歌が・・・・」
「楽器なしのアカペラオンリーにしては歌がもうちょっと・・・」
などなど、本格プロと比べれば当然不満もある演奏ですが、自分もアマチュアバンドやっていた経験がありますから、「みんながんばってるなあ」と感心しながら楽しく鑑賞させていただきました。
また、日頃、音楽イベントの裏方をやっていますから、
「ゴスペルグループ21人が全員ハンドマイクを持ってる。コードがすごいことになっている。PAさんも大変だなあ」
とか
「プロの写真カメラマンが来てたけど、まだ、Canonのメカシャッターの音を響かせてるよ。ステージのプロなら、今は、無音のSONYかFujiでしょ? 音楽イベントはやっぱりステージ写真を専門にやるカメラマンを頼まないとだめでしょ?」
とか考えながら見ておりました。
さて、10組それぞれ素晴らしいグループでしたが、
「こりゃ、最高だな」と思ったのが、
「黄金っ子」さん
グループ名から「きっと黄金町の人たちなんだろう」と思ってましたが、そうではなく、横浜の保土ヶ谷を地盤に活躍しているバンドで、地元のことを歌ったオリジナル曲を披露してました。
全員が歌えるし、その歌がほんとうまいし、演奏も最高だし、「目標はドリフターズ」ということから、コメディ要素、エンタメ性もすごくうまくて、ノリノリで最高でした。地元のお祭りでこんなバンドが出たら、ものすごく盛り上がると思います。南区にもこんなバンドが欲しいくらいです。
もう一組は、
「moe」さん
昨年、岩手から横浜にやってきて、プロのシンガーソングライターとしてメジャーデビューを目指しているそうです。
素朴で透明感のある、心にやさしく響く、いい歌でした。
我々の年代にとっては、谷山浩子さんとかやまがたすみこさんを思い出させる声と曲で、けっこう気に入りました。
目標が「NHKみんなの歌に出る」ことだそうで、それが早く実現するよう、おじさんも応援させていただきます。
そして、サックスをメインにしたジャズ系バンドの「GrasTix」さんのドラマーさんがめちゃくちゃうまかったです。
レギュラーメンバーじゃない「今回だけの応援メンバー」だと言ってましたが、絶対プロの人だと思います。
とにかく、楽しい6時間でした。いいイベントを企画した、市民プラザの職員の皆さん、素晴らしいです。
入場料1000円でしたが、安い。