今朝、マクドナルドで「朝マック」しようと思ってお店に行ったのですが、今まで見たことのないような「長蛇の列」ができてました。
レジの店員さんの様子を遠くから見ていたら、なんと・・・・・・
「コンピューターが壊れてしまい、レジも動かず、注文システムも作動せず、何もできなくなりました。ただ、調理はできます」
とのことで、なんと、レジ係の店員さんは、メモ用紙に手書きで、「エッグマフィンセット コーラゼロ 450円」とか書いて、計算は電卓で行ない、料金を客から受け取っていました。
そして、その注文内容を大声で後方のキッチンスタッフに伝えて料理を作ってもらっていました。
なにしろ、レジが全滅ですから、ドコモカードも使えないし、スイカも使えないし、「現金授受のみ」です。また、客の中には「スマホのクーポン」を利用して「451番」とか注文する人もいますが、これも、その画面をしげしげと見て、「451 ベーコンサンドセット オレンジジュースM 350円」とか、メモ用紙に書き写しています。
こんな非常事態なのに、店頭に「電算システムが壊れています」といった貼り紙もしていないものですから、客はみんな、「え? 楽天カード使えないの?」とか文句を言ってますし、店員も計算を間違えて、多い金額を受け取ったり、とにかく、しっちゃかめっちゃかの大混乱状態でした。
今のマクドナルドはコンピューターシステムがダウンしたら、こんなことになるのか~ まあ、そうだろうなあ、と思いました。
(まあ、昭和の昔はみんなこうだったので、私ら年配のものは特に驚きませんが)
さて。
ステージ写真を撮る時、主催者から、「きれいに撮って下さい」とよく言われますが、我々、写真屋は、当日の現場の状況を「忠実に」記録するだけであって、カメラマンががんばるときれいに撮れるものではありません。
そう、ステージ写真にとって大事なのは「照明」です。
照明のスタッフって、あくまでも「裏方」ですが、もっと前面に出てもいいと思うほど、大事な仕事だと思います。
照明の腕の良し悪しが如実に写真の出来にも影響してきます。
どんなに超一流のカメラマンであっても、照明が三流だったら、いいステージ写真は撮れません。
先日、撮影させていただいた舞台は、照明さんがすごくがんばっておられて、結果的に、「いい写真」がたくさん撮れました。
ただ、「こわいなあ」と思ったのは、今は「照明」も「音響」も、すべて「コンピューター制御」であるということです。
昔、我々が修行時代に習ったような、「全部、手で操作する」というような手法はほとんどなくなりました。
コンピューター制御により、「手動」の時代にはできなかったような、高度かつ多彩なテクニックが可能になりましたが、いっぽうで、「コンピューターが壊れたら・・・・最悪」ということになりました。
実は、今回のステージ、公演当日の朝に、最終の舞台稽古を行なったのですが、その際に、「照明用のコンピューターがうまく作動しない」というトラブルが発生し、照明スタッフがパニクってました。「これはプログラムの組み直しだ」とかなんとか言っていて、そして、必死に直してました。
なんとかかんとか、本番公演までには修正ができ、本番は問題なかったですが、スタッフとしたら冷や汗ものだったと思います。
私は音響スタッフさんと雑談してましたが、「今の演劇ステージはコンピューターが壊れたらどうしようもないですよ」なんてことを言ってました。
考えてみると、今の「デジカメ」もすべて「コンピューター」であり、壊れることはよくあります。
そのために、プロカメラマンは、「バックアップ」用のカメラを常にスタンバイさせています。
ですから、今回の演劇公演撮影のために持って行ったカメラも、「6台」です。このうちの2台は、何かあったときのための予備機材なので、問題がないと使わないまま、持ち帰ります。
カメラは一個一個が独立しているので、「A機が壊れたら、すぐにそれをあきらめ、F機を使用する」といったことが容易にできますが、照明や音響は、使用しているコンピュータが故障したら、おいそれと、別のコンピューターに切り替える、ということはできません。
ほんと、平成が終わろうとしている今、「PCが壊れたら何もできないなあ」という時代になりました。
演劇というのは、公演前に主催者が神社に行って「無事に上演できますように」とお祈りをするものですが、この時に、「コンピュータシステムが故障しないように」ともお祈りしないといけませんね。
まあ、とにかく、公演が成功したことは良かったです。
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ステージ撮影は雫写真事務所へ
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