おかげさまで、たくさんの「音楽発表会」に撮影に行っております。
発表会では、先生は「写真を重視」するため、写真は我々のようなプロに発注することが多いですが、ビデオに関しては、「そこまで予算がない」ということで、専門業者には任せないケースが多いです。
※当事務所でも、「簡易ビデオ 5000円」というオプションサービスがありますが、「著作権の切れた古い曲の演奏限定」という制限があるため、全部の発表会をビデオで撮ることはできません。
さて、「プロにビデオは頼まない」としても、ほぼ必ず、ビデオカメラは設置されます。それは、教室の先生が私物のビデオカメラを持ち込んで、三脚に乗せて撮影する、ということです。
これも「2パターン」あって、
①置きっぱなしで無人撮影。
②ご家族とかご友人がついて、カメラを操作する
という感じです。
①の場合、先生が忙しくて、「録画開始のボタンを押すのを忘れる」ことがよくあります。なので、うちのほうでも、写真を撮りながら、「先生の設置したカメラはちゃんと動作しているだろうか?」と気にかけて、時々、監視しています。また、無人状態で置いてあるので、観客がその三脚をけとばして倒れたり、倒れなくても、アングルが変わって、レンズがあさっての方向を向いてしまったりするので、私の方でそれを修整することもあります。という感じで、誰も気づいてくれませんが、そこそこ神経を使っております。
さて、今回のテーマは「三脚」です。
先生が持ってくる「三脚」の「大きさ」が気になるのです。
たいてい、「小さい」のです。ですから最大限に伸ばしても、高さが足りず、この写真のように、足の先に箱を置いて、高さを稼いでいたりします。
それと、皆さんよくわかっていらっしゃいませんが、三脚というのは、「脚」を伸ばすだけでは足りない時に、「首の部分」(専門用語でエレベーターといいます)も、皆さん、目一杯伸ばしていますが、これは本来伸ばしてはいけないのです。本当は「緊急避難的」に使うものでして、これは伸ばせば伸ばすほど、不安定になり、画面が揺れます。伸ばすにしても、「半分まで」にとどめてほしいと思います。全部伸ばすと、ほんとグラグラしますから。
今の三脚って、中国で生産し、2000~2500円程度の安価で売られていますから、ついつい、そういう安物を皆さん買ってしまいます。
でも、そういう安物は、発表会のホールの最後列に立てて設置するのには、いずれも高さが足りません。
なお、カタログとかカメラ店の商品札に書いてある「全高」というのは、「エレベーターを最大限伸ばした状態の高さ」のことです。でも、これは上記のとおり、おすすめできない使用方法なので、目安としては「全高が170センチ以上あるもの」をお勧めします。これはエレベーターを使用しない状況で、150センチ弱の高さになりますから、発表会でも十分使えます。
そんな感じで、いろいろな教室様のビデオ三脚を見ていると、ほとんどが、「小さすぎです」と言いたくなるものばかりです。購入時のミスと言えるでしょう。
なので、これから購入する場合は、十分な大きさのあるものをお選び下さい。
もしくは、当事務所で、十分な大きさのあるビデオ用三脚を保有していますので、よかったら、声をかけて下さい。無料でお貸しします。
それから、もう一点アドバイスいたしますが、三脚には「クイックシュー」と呼ばれる部品があります。これは、ビデオカメラの底部に取り付けておいて、これがあると、三脚にワンタッチで取り付けることができる便利な品物です。
便利なんですけど、この部品は「なくしやすい」という欠点がありまして。
よく、先生がビデオをセットする際に、「あれ? どうしたんだ? 取り付けできない!」ってパニクってることがありますが、その時はたいてい、この「クイックシュー」がなかったときです。
この部品ひとつがないだけで、三脚が使用できなくなるので、大事な部品です。発表会の前日に、機材を準備する際は、この部品がちゃんとあるかどうか? 確認をお忘れなく。
(最悪の場合、ガムテープで固定してしまう、という手もありますが)
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発表会撮影は雫写真事務所へ
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