時々、学校写真の仕事をやらせていただいており、先日も、二泊三日で「キャンプ」に行ってきました。
こういう宿泊行事に同行していて、先生方のご苦労もよくわかります。

今回はトイレの話です。

日本の「家庭内のトイレ」は、そのほとんどが「洋式トイレ」になり、「学校内のトイレ」も、「必ずひとつは洋式のものがある」というふうになってきましたが、外に出かけて公衆トイレを使おうとすると、「和式しかない」ってことがよくあります。

今のお子さんは、もはや、「洋式しか知らない」「和式なんか、どうやって用を足すのかわからない」という人たちですから、行程の途中にある「トイレ」が、「和式しかない」という場合、そのコースはカットされます。

「子供は和式では用を足せない」からです。

そういうわけで、遠足とか宿泊行事のコース設定を行なう事前調査の時には、「洋式トイレはあるか?」ということを必ず調査するそうです。先生や旅行代理店の社員は大変です。

以前、そんな話を先生方としていて、「時代は変わりましたねえ」なんてことを言ってたんですが、現代はもっと変わっておりまして。

「ウォシュレットがついてないトイレはNG」なんてことが真面目に議論されるようになってきたそうです。
小さな頃からウォシュレットがついているトイレで育ってきた子供にとって、「ウォシュレットがないと用が足せない。出るものも出ない」という状況に、今はなってきているそうで。

「修学旅行で泊まる旅館を選定する際に、ウォシュレットの有無が選定の基準のひとつになっている」そうでして。

いや~、時代は変わりましたねえ。

ただ、自分自身のことを考えると、私も、「ウォシュレットじゃないとすっきり用を足せない」と思ってまして。

人間、一回贅沢を覚えると元に戻れないんですよね。「こんなことじゃいけない」と思いながらも、やっぱり、「ウォシュレットは必需品だ」と思うようになってしまいました。

なので、今の子供たちを批判する資格は私にはありません。

そんなわけで、実は私、最近、外出する際は、こういうものを持ち歩くようにしています。




そう、「携帯用ウォシュレット」です。
電動式の高価なものもあるようですが、シンプルな手動式が一番だと思います。
ただ、形状やボトルやシャワー部分の材質で、ずいぶん使い勝手が異なるので、どうせ使うのなら良質なものを選んだほうがいいです。私も4種類ほど試しましたが、3000円で購入した某製品が「一番使いやすい」ということでそれを愛用しています。
冬場は水が冷たいのでちょっとつらいですが、春夏秋はこれで十分役に立ちます。

これ、ダイソーさんが300円くらいで商品化してくれれば、爆発的に売れると思います。


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発表会撮影は雫写真事務所へ




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