(※今回は、写真業務とは関係のない鉄道の話題です)
川越線に乗ってきました。
東京の八王子と埼玉の川越を結んでいる路線です。
電化・非電化の関係で、現在は、「八高線」の南側半分と、川越線が、いっしょになって運用されています。
こういうローカル線の特徴として、「ドアが自分(=乗客)で開閉する方式になっている」というものがあります。
「ほとんど乗降のない駅がある」とか「駅での停車時間が長いため、冷暖房の効率のことを考えている」といった理由から設置されています。
このため、ローカル線では、「この乗客は観光客で、ここは初めてだな」「地元の客だな」ということがすぐにわかります。特に夏休み時期は、観光客が多いため、戸惑う人を見かけます。
駅で乗り込む客は、外側にある「ボタン」を押さないと乗車できません。ですから、何も知らない観光客は、「駅に電車が到着したけど、なぜか、ドアがあかない。え? 故障なの?」とパニックになってる時があります。
こんな時の車内の地元の乗客が、「あ、また、観光客が戸惑ってるよ」と、気を利かせ、中からドアを開けてあげたりします。
その観光客は、無事乗り込むことができましたが、内側にある「閉める」ボタンを押すことまでは気が付きません。
停車時間の長い駅などでは、ドアが開けっぱなしだと、夏冬は、「冷暖房の電気代が無駄」「開けっ放しじゃ冷えないじゃないか」ってことで、地元の乗客(特に中高年)がすぐに「閉める」ボタンを押して、ドアを閉めます。
学生とか若い人なんかは「そんなセコイことしなくてもいいんじゃない?」って感じでほったらかしのことが多いですが。
また、鉄道好きの観光客の場合、この仕組みをわかっていますから、さっと、外側の「開く」ボタンを押して乗車し、その直後、内側の「閉める」ボタンを押してドアを閉める、という一連の動作を素早く行うことがあります。これ、鉄道好きとしての、「俺、ちゃんとわかってるんだよ。かっこいいだろう」的なアピールなのです。
このように、開閉ボタンに関わる、人々のいろんな行動を見ているだけでも、けっこうおもしろかったりするのが、ローカル線の楽しみのひとつでもあります。
写真:高麗川駅(こまがわ)
なんと、20分間も時間調整します。都会では考えられないダイヤです。
これ、駅のホームにあった意味不明の看板なんですが。こういうおかしなものを発見するのも楽しいものです。
これから夏休みの人もいるかと思います。ぜひ、ローカル線の旅へお出かけください。
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発表会撮影は雫写真事務所へ
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こういうローカル線の特徴として、「ドアが自分(=乗客)で開閉する方式になっている」というものがあります。
「ほとんど乗降のない駅がある」とか「駅での停車時間が長いため、冷暖房の効率のことを考えている」といった理由から設置されています。
このため、ローカル線では、「この乗客は観光客で、ここは初めてだな」「地元の客だな」ということがすぐにわかります。特に夏休み時期は、観光客が多いため、戸惑う人を見かけます。
駅で乗り込む客は、外側にある「ボタン」を押さないと乗車できません。ですから、何も知らない観光客は、「駅に電車が到着したけど、なぜか、ドアがあかない。え? 故障なの?」とパニックになってる時があります。
こんな時の車内の地元の乗客が、「あ、また、観光客が戸惑ってるよ」と、気を利かせ、中からドアを開けてあげたりします。
その観光客は、無事乗り込むことができましたが、内側にある「閉める」ボタンを押すことまでは気が付きません。
停車時間の長い駅などでは、ドアが開けっぱなしだと、夏冬は、「冷暖房の電気代が無駄」「開けっ放しじゃ冷えないじゃないか」ってことで、地元の乗客(特に中高年)がすぐに「閉める」ボタンを押して、ドアを閉めます。
学生とか若い人なんかは「そんなセコイことしなくてもいいんじゃない?」って感じでほったらかしのことが多いですが。
また、鉄道好きの観光客の場合、この仕組みをわかっていますから、さっと、外側の「開く」ボタンを押して乗車し、その直後、内側の「閉める」ボタンを押してドアを閉める、という一連の動作を素早く行うことがあります。これ、鉄道好きとしての、「俺、ちゃんとわかってるんだよ。かっこいいだろう」的なアピールなのです。
このように、開閉ボタンに関わる、人々のいろんな行動を見ているだけでも、けっこうおもしろかったりするのが、ローカル線の楽しみのひとつでもあります。

写真:高麗川駅(こまがわ)
なんと、20分間も時間調整します。都会では考えられないダイヤです。

これ、駅のホームにあった意味不明の看板なんですが。こういうおかしなものを発見するのも楽しいものです。
これから夏休みの人もいるかと思います。ぜひ、ローカル線の旅へお出かけください。
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