私の好きな漫才コンビ「ロケット団」のネタで。
「うそばっかりいって、まったく信用できないことを、4文字熟語でなんという?」
「疑心暗鬼」
「ブブー 違う。正解は、 東京電力」
というのがあるくらい、東京電力というのは信用できないのですが。
原発事故以降、365日24時間、東京電力本社の前には、機動隊がいて、ガードしています。
「本来守るべきは、東京電力じゃなくて、放射能被害に遭ってる人だろ? 福島の避難民の人たちは、中国人窃盗団に自宅を荒らされたりして、治安の悪化に悩まされているのに」と疑問に思うのですが、なぜか、東電本社は、しっかりと警備されています。
さて、その東電本社の目の前に、コンサートホールがありまして、毎年1回は、そこに行って撮影する仕事があるのですが。
我々カメラマンというのは、コンサート撮影の際は、真っ黒な服を来て、大きなカバンを持って、大きな三脚をケースに入れて持って、会場にやってきます。
特に、三脚ケースがまずくて、「ライフルでも中に入れているのでは?」ということなんでしょう、警察官に怪しまれ、毎回、このホールに行く際は、東電前の警察官に「ちょっと、君」と、えらそうに呼び止められます。要するに、職務質問です。
「何やってるの?」
「これから、コンサートの撮影のために、このホールに入ります」
「この、長いケースは何?」
「撮影用の三脚です。ちゃんとケースにtripodって書いてありますけど、おまわりさんは、英語が読めませんか?」
(私もヘソマガリなので、こうやってちょっとふざけると、警察官はすぐに怒ります)
「何を言うんだ。怪しいな君。ちょっと、その中味を見せなさい!」
ってことで、毎回、東電本社の前で、検査されてしまいます。
写真屋やってると、こういうのはよくあるので慣れているんですが。それにしても、警察官はもうちょっと丁寧な態度で接してくれないかなあ?
あれじゃ、東電という悪者を警備しているヤクザとかわらんよ。