写真を撮る人にとって、80-200 70-210 クラスのレンズは必携だと思います。
今回は、このクラスのレンズのお話。カメラ好きの人だけ読んでください。
今、ニコンで
私の知人のカメラマンも、早速、これを手に入れたそうで、絶賛しています。
http://imagep.exblog.jp/20504346/
実は私も、銀座のニコンで触ってきたんですが。これ、マジでいいレンズです。欲しい。(でも、お金がない)
おそらく、今後、ニコン使いの婚礼カメラマンに爆発的に売れると思います。婚礼カメラマンは、機材をなるべく軽いものにしたいですからね。
さて、私個人の、このタイプのレンズの遍歴をご紹介します。
まず、高校生の時(1978)に買ったのが、タムロン。
詳細はこのページがわかりやすいです。
キャノン純正のレンズを買うお金はなく、「とにかく望遠が欲しい」ということで、これを購入しました。
ズームリングは回転式です。
それまで標準レンズ1本しか持ってませんでしたから、この「望遠」レンズは私の写真世界を一気に大きく広げてくれましたが、いかんせん、画質が悪く・・・・
当時のタムロン・シグマは、まさしく「安かろう 悪かろう」でした。
その後、新聞社でスポーツ撮影のアルバイトをする際に、タムロンズームではさすがに「仕事となる写真は撮れない」ということで、キャノンの純正を購入しました。当時(1981)は、キャノンが「旧FDレンズ」から「New FDレンズ」への切り替えをしていた頃で、この新型は、新しくかっこよく、直進式で使いやすく、リングのトルクもちょうどよく、写りも最高で、名レンズでした。
Canon New FD70-210mm F4
詳細はこのページがわかりやすいです。
このレンズはすごくよくて不満はなかったのですが、プロになって、カメラシステムをCanonからNikonに変更したので、今度はNikonで望遠ズ-ムを買う必要が出てきて、これを買いました。(1987くらいか?)
Tokina AT-X 80-200mm F2.8
詳細はここで
スポーツ撮影やダンス大会等で活躍しました。写りはまあまあで、仕事でも十分使えました。直進式ですが、ズームリングは硬くて苦労しました。そして、小型設計とはいえ、トキナはやっぱり重い。質実剛健のトキナです。手持ちはきつかったです。三脚座がついているのはよかったんですが、これが小さくて、使いにくく、もう少し大きなものをつけて欲しかったです。
このあと、カメラ界は、オートフォーカス時代に移ります。
となると、やっぱり、AF対応レンズが欲しくなるわけで。
ただ、また、同じ F2.8のレンズを買っても芸がないので。
これを購入。
まるっきり同じタイプで「ED」ではない廉価版があるのですが、やはり、当時のEDは伊達じゃないです。廉価版の倍近くの価格ですが、これは写りが最高でした。そして、プラスティック製で軽くて軽くて、非常に楽でした。
屋外の撮影ならばこれで十分でした。
さて、AFに慣れてしまうと、屋内撮影で使用する 80-200 2.8 のほうも、やはりAFのものが欲しくなります。
そこで購入したのが、これ。
これは、性能はほんと良かったです。
ただ、直進式ということもあり、三脚座がなく、ピアノ発表会など、屋内で、三脚に載せてじっくり撮影する場合は不適でした。とにかく、重いレンズなので、これをボディ側の三脚穴で三脚に乗せると、バランスが前方に偏り最悪。時々、三脚がお辞儀してしまう始末。縦位置なんかは、固定すらできなくて、もう、どうしようないです。
画質や明るさは満足していたものの、当時、屋外のスポーツ撮影よりも屋内のステージ撮影が増えてきていたので、どうしても「三脚座」が必要ということで、泣く泣く、これは手放しました。
そして代わりに購入したのは、これ。
本当はもちろんニコン純正が欲しかったのですが、デジタル化によるコスト増大でそんな余裕はなく。
しかし、タムロンをバカにするなかれ、このレンズ、なかなかいいんです。画質は純正と変わりません。
AFが遅い
手振れ補正がない
という欠点はありますが、三脚を使う舞台撮影では、これはそんなに重要なことではないため、このレンズで十分です。コストパフォーマンス最高です。
三脚座があるので、バランスもよく、縦位置への切り替えもすぐにできます。使いやすいです。そして、フードが大きく、素人目相手にハッタリも利きます。
今、現在、このレンズで仕事をしています。
最新のニコン純正も欲しいところですが、ニコンは今「レンズで儲ける作戦」で、VRやナノクリスタルコートを施すことによって、ものすごい高い価格にして売ってますので、我々、格安業者は、そうおいそれとは新製品を買えません。もうちょっと安くしていただきたいです。ニコンさん。
以上 望遠ズーム遍歴でした。
***********
イベント関係の出張撮影専門のカメラマン「雫写真事務所」です。
「ピアノ発表会」「コンサート」「お祭り」「地域のイベント」「演劇」「社交ダンス」「新舞踊」「スポーツ」「講演会」「出版記念パーティ」など。
撮影料25000円(ショートプラン)~。関東近県どこでも行きます。
詳細は、こちらのHPをご覧ください。http://sphoto.web.fc2.com/
今回は、このクラスのレンズのお話。カメラ好きの人だけ読んでください。
今、ニコンで
AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
というレンズが発売され、キャノンにはあるのに、ニコンにはなかったF4ズームが揃ったことで、カメラ屋がちょっと熱くなっています。私の知人のカメラマンも、早速、これを手に入れたそうで、絶賛しています。
http://imagep.exblog.jp/20504346/
実は私も、銀座のニコンで触ってきたんですが。これ、マジでいいレンズです。欲しい。(でも、お金がない)
おそらく、今後、ニコン使いの婚礼カメラマンに爆発的に売れると思います。婚礼カメラマンは、機材をなるべく軽いものにしたいですからね。
さて、私個人の、このタイプのレンズの遍歴をご紹介します。
まず、高校生の時(1978)に買ったのが、タムロン。
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TAMRON
ZOOM MACRO f=85-210mm F:4.5 |
詳細はこのページがわかりやすいです。
キャノン純正のレンズを買うお金はなく、「とにかく望遠が欲しい」ということで、これを購入しました。
ズームリングは回転式です。
それまで標準レンズ1本しか持ってませんでしたから、この「望遠」レンズは私の写真世界を一気に大きく広げてくれましたが、いかんせん、画質が悪く・・・・
当時のタムロン・シグマは、まさしく「安かろう 悪かろう」でした。
その後、新聞社でスポーツ撮影のアルバイトをする際に、タムロンズームではさすがに「仕事となる写真は撮れない」ということで、キャノンの純正を購入しました。当時(1981)は、キャノンが「旧FDレンズ」から「New FDレンズ」への切り替えをしていた頃で、この新型は、新しくかっこよく、直進式で使いやすく、リングのトルクもちょうどよく、写りも最高で、名レンズでした。
Canon New FD70-210mm F4
詳細はこのページがわかりやすいです。
このレンズはすごくよくて不満はなかったのですが、プロになって、カメラシステムをCanonからNikonに変更したので、今度はNikonで望遠ズ-ムを買う必要が出てきて、これを買いました。(1987くらいか?)
Tokina AT-X 80-200mm F2.8
詳細はここで
スポーツ撮影やダンス大会等で活躍しました。写りはまあまあで、仕事でも十分使えました。直進式ですが、ズームリングは硬くて苦労しました。そして、小型設計とはいえ、トキナはやっぱり重い。質実剛健のトキナです。手持ちはきつかったです。三脚座がついているのはよかったんですが、これが小さくて、使いにくく、もう少し大きなものをつけて欲しかったです。
このあと、カメラ界は、オートフォーカス時代に移ります。
となると、やっぱり、AF対応レンズが欲しくなるわけで。
ただ、また、同じ F2.8のレンズを買っても芸がないので。
Nikon 70-300mm f/4-5.6D ED AF Nikkor
これを購入。
まるっきり同じタイプで「ED」ではない廉価版があるのですが、やはり、当時のEDは伊達じゃないです。廉価版の倍近くの価格ですが、これは写りが最高でした。そして、プラスティック製で軽くて軽くて、非常に楽でした。
屋外の撮影ならばこれで十分でした。
さて、AFに慣れてしまうと、屋内撮影で使用する 80-200 2.8 のほうも、やはりAFのものが欲しくなります。
そこで購入したのが、これ。
ニコン ED AF NIKKOR 80-200mm F2.8
これは、性能はほんと良かったです。
ただ、直進式ということもあり、三脚座がなく、ピアノ発表会など、屋内で、三脚に載せてじっくり撮影する場合は不適でした。とにかく、重いレンズなので、これをボディ側の三脚穴で三脚に乗せると、バランスが前方に偏り最悪。時々、三脚がお辞儀してしまう始末。縦位置なんかは、固定すらできなくて、もう、どうしようないです。
画質や明るさは満足していたものの、当時、屋外のスポーツ撮影よりも屋内のステージ撮影が増えてきていたので、どうしても「三脚座」が必要ということで、泣く泣く、これは手放しました。
そして代わりに購入したのは、これ。
SP AF70-200mm F/2.8 Di LD
本当はもちろんニコン純正が欲しかったのですが、デジタル化によるコスト増大でそんな余裕はなく。
しかし、タムロンをバカにするなかれ、このレンズ、なかなかいいんです。画質は純正と変わりません。
AFが遅い
手振れ補正がない
という欠点はありますが、三脚を使う舞台撮影では、これはそんなに重要なことではないため、このレンズで十分です。コストパフォーマンス最高です。
三脚座があるので、バランスもよく、縦位置への切り替えもすぐにできます。使いやすいです。そして、フードが大きく、素人目相手にハッタリも利きます。
今、現在、このレンズで仕事をしています。
最新のニコン純正も欲しいところですが、ニコンは今「レンズで儲ける作戦」で、VRやナノクリスタルコートを施すことによって、ものすごい高い価格にして売ってますので、我々、格安業者は、そうおいそれとは新製品を買えません。もうちょっと安くしていただきたいです。ニコンさん。
以上 望遠ズーム遍歴でした。
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イベント関係の出張撮影専門のカメラマン「雫写真事務所」です。
「ピアノ発表会」「コンサート」「お祭り」「地域のイベント」「演劇」「社交ダンス」「新舞踊」「スポーツ」「講演会」「出版記念パーティ」など。
撮影料25000円(ショートプラン)~。関東近県どこでも行きます。
詳細は、こちらのHPをご覧ください。http://sphoto.web.fc2.com/