プロカメラマンにとって、「カメラバッグ選び」というのはとても重要です。
過去にけっこう失敗しています。

「上に乗って脚立代わりになると思って買った、アルミバッグ。上部に取っ手がついているので、上に乗れなかった」
「丈夫なほうがいい、と思って、金属製バッグを買ったが、重くて、持ち歩きしにくかった」
「通信販売で買ったら、Lサイズと書いてあるのに、実物はすごく小さかった」

なんていう初歩的ミスもあれば

「バッグの開閉部に磁石が多用してあるバッグを買ったら、磁石が強力すぎて道路のガードレールにくっついてしまい、はがせなくなった」なんていう、意外な欠点があったりします。

さて、最近、というか今頃気がついたことがあります。

カメラバッグというのは、われわれプロカメラマンの場合、あまり目立ってはいけないので、たいてい、「黒色」のものを買うのですが、黒のバッグは、バッグの内側も黒いのです。これだと、カメラ機材がほぼ黒いものばかりですから、黒色の中に黒色のものを入れると、保護色になって、「あれ、レンズキャップはどこに消えたの?」とか、探し物ばかりになってしまいます。
特に、コンサートホールみたいに、暗い現場では困ります。
そういうわけで、カメラバッグの中って見にくいなあ、と常々思っており、このためもあって、常に、懐中電灯を所持してました。

同じように感じている人がいるようで、先日、見かけたカメラバッグは、「外側は黒」なんですが、内側が、なんと「鮮やかなオレンジ色」でした。めちゃくちゃ派手な色なので、「いい年して、こんなバッグ使えないよなあ」と思っていたんですが、実際に使ってみると、オレンジのところに、黒色の物を入れると、とてもわかりやすいのです。レンズキャップとか、ホットシューカバーとか、細かな物をカバンの中に落としてもすぐにわかります。
「なるほど、それで、オレンジなのか?」と、今頃になって理解した次第。(気づくのが遅いね)

今後は、内側は派手な色のカバンを買うことにします。皆さんもご参考に。



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