ピアノ発表会の撮影などで、「**公会堂」とかに行くと、よく、そこの「ギャラリー」で、地元のアマチュア写真家の皆さんの展覧会とかをやっていることがよくあります。そういうのを見かけると、ついつい、中に入って見学させていただきます。
ア マチュアの写真サークルには、いろいろなレベルの差があって、一目で、「あ、これはひどいなあ」と思って、1~2分で逃げ出す場合もあります。「ひどいな あ」と思いつつも、「素人さんがこういうひどい写真を撮ってくれるから、我々、プロの存在意義もある」と、喜んでいたりします。
いっぽう、「うわ、これはかなわない。この人たちはすごい」という展覧会もあります。そういうのは、こちらも、グググっと見入ってしまいます。そうすると、その展覧会の主催者の人が、「どうですか? プロのカメラマンから見た感想を教えて下さい」と聞いてくるのです。
こっちは、撮影業務の合間に見学に来ているので、カメラマンっぽい格好をしているため、これくらいのレベルの人たちからは、すぐに「プロだ」と見破られてしまいます。
そして、こういう人たちって、自分の写真に自信があるから、「感想はどうですか?」って聞いてくるパターンが多いのです。
実 際、すごくうまいです。ですから、私も正直に、「皆さん、とてもお上手で、私が批評なんかできるようなレベルじゃないです。素晴らしいです」とお答えしま す。でも、「そんなことはないでしょ。やっぱり、プロから見て、ここはどうしたほうがいい、とか、なんか、不満な点とかあるんじゃないですか?」と突っ込 んでこられます。
そういわれれば、「こうしたほうがいい」というものもあるんですが、これくらいの上級レベルの人の写真を対象にすると、それは「うまい 下手」ではなく、「個人的な好み」になります。「好み」で批評しては相手に申し訳ない気がします。
私はアマチュアの写真家の皆さんは、ある一定のレベル以上に達した方に関しては、「他人の批評なんか気にしないで、自分の好きなように撮るのが一番。楽しまないと意味がないです」と考えています。「自分が、これがいい、と思ったら、それはいい作品」だと思います。
プロの批評なんか、実際、あんまりあてにはなりません。気にしないほうがいいです。
(私 も、以前、芸術系の雑誌に、数枚の「組み写真」を掲載した際、その組み合わせは、雑誌の編集者の意思で決められたのに、ある高名な大御所写真家の方から、 「この組み合わせは自分の技術をひけらかすようなもので気に入らない」と、こきおろされたことあがります。「この組み合わせ方は俺の意思じゃない。編集が 無断でやったんだ」と言い返したかったですができませんでした。そんなもんです。大御所でも。)
初心者の方は、他人から批評されて技術を磨くことも大事ですが、上級者の皆さんは、「楽しむ」こと最優先でいいと思います。
ア マチュアの写真サークルには、いろいろなレベルの差があって、一目で、「あ、これはひどいなあ」と思って、1~2分で逃げ出す場合もあります。「ひどいな あ」と思いつつも、「素人さんがこういうひどい写真を撮ってくれるから、我々、プロの存在意義もある」と、喜んでいたりします。
いっぽう、「うわ、これはかなわない。この人たちはすごい」という展覧会もあります。そういうのは、こちらも、グググっと見入ってしまいます。そうすると、その展覧会の主催者の人が、「どうですか? プロのカメラマンから見た感想を教えて下さい」と聞いてくるのです。
こっちは、撮影業務の合間に見学に来ているので、カメラマンっぽい格好をしているため、これくらいのレベルの人たちからは、すぐに「プロだ」と見破られてしまいます。
そして、こういう人たちって、自分の写真に自信があるから、「感想はどうですか?」って聞いてくるパターンが多いのです。
実 際、すごくうまいです。ですから、私も正直に、「皆さん、とてもお上手で、私が批評なんかできるようなレベルじゃないです。素晴らしいです」とお答えしま す。でも、「そんなことはないでしょ。やっぱり、プロから見て、ここはどうしたほうがいい、とか、なんか、不満な点とかあるんじゃないですか?」と突っ込 んでこられます。
そういわれれば、「こうしたほうがいい」というものもあるんですが、これくらいの上級レベルの人の写真を対象にすると、それは「うまい 下手」ではなく、「個人的な好み」になります。「好み」で批評しては相手に申し訳ない気がします。
私はアマチュアの写真家の皆さんは、ある一定のレベル以上に達した方に関しては、「他人の批評なんか気にしないで、自分の好きなように撮るのが一番。楽しまないと意味がないです」と考えています。「自分が、これがいい、と思ったら、それはいい作品」だと思います。
プロの批評なんか、実際、あんまりあてにはなりません。気にしないほうがいいです。
(私 も、以前、芸術系の雑誌に、数枚の「組み写真」を掲載した際、その組み合わせは、雑誌の編集者の意思で決められたのに、ある高名な大御所写真家の方から、 「この組み合わせは自分の技術をひけらかすようなもので気に入らない」と、こきおろされたことあがります。「この組み合わせ方は俺の意思じゃない。編集が 無断でやったんだ」と言い返したかったですができませんでした。そんなもんです。大御所でも。)
初心者の方は、他人から批評されて技術を磨くことも大事ですが、上級者の皆さんは、「楽しむ」こと最優先でいいと思います。
