年末年始に浮かれる世間。

遠い世界の幻想のようです。
2015年最後の12月に走りすぎた。

身体と精神が故障した。

1月は新年ではなく単なる翌月に過ぎず、

1年の計など元旦には無く、

メンテナンスをする余裕も無く常に計り続けて走っている。

無気力と虚無感と憂鬱に苛まれて、

締め付けられる胸の重い痛みと闘っている。

しばらく現実から離れよう。
終わる。

次が始まる。

変わらない日常。

動かなくなった身体が、

安堵と疲労のため息をひとつついた。


3現場掛け持ちのうち、
子供向けクリスマス企画のステージの通しリハーサルがあった。

飄々とした面白い出来栄え。

なんだろう、この不思議な心地よい脱力感。

子供たちはきっと、興味津々の大騒ぎになるだろう。

大人たちはきっと、懐かしい子供心を思い出すだろう。

うん、上出来です。