クルマが売れるキャッチコピー | 中古車インターネット販売成功法|中古車販売店や整備工場の販売サポート

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クルマが売れるキャッチコピーとは?


あなたのお店の展示場やホームページの展示車両にはどのようなキャッチコピーをつけていますか?

キャッチコピーなどつけていない?そうですよね。クルマを売るのにキャッチコピーなどつけていないですよね。
「売っているクルマ1台1台にいちいちキャッチコピーなど考えていない・・」というお店がほとんどなのではないでしょうか?展示車両にキャッチコピーを書くようにしているお店に出会う事は珍しいですよね。ところが、これはインターネット上はもちろんのこと実店舗においても非常に有効で、強力な集客手段となりますのでぜひ取り入れてもらいたいと思います。展示車に気の利いたキャッチコピーをつけることによって、そのクルマを一言で的確に表現し、お客のハートをググッと引き寄せる事が出来ます。

お店で使われているクルマのキャッチコピーというのは、ほとんどがフロントガラスを使って一行で書かれると思います。グレード表示や排気量表示などと同じように帯を出しますよね?
「人気車!」とか、「フル装備!」とかです(これはコピーじゃないですが)
もう少し考えられたキャッチコピーでも、「人気のブラック!」「特別限定車」(これもコピーじゃないですね)「走行距離少なし!」くらいではないでしょうか。

このようなキャッチコピー(というかこれらはアピールポイントです!)を、お店で見たりネットで読んだりしたユーザーは、果たしてそのクルマを欲しくなることがあるでのしょうか?きっと欲しくなることは無いでしょう。


なぜって?
そのクルマのイメージがわかないからです。
キャッチコピーというのは、そのクルマを一言の文章で説明するものです。あなたのお店の車を一言で表す文章です。そのキャッチコピーがクルマの良い所を的確に表現出来ていれば、ユーザーはそのクルマを一発で欲しくなってしまうわけです。
特にインターネット上では文章が重要です。文章の完成度によっては問い合わせの入り方などに歴然とした差が出ます。

それでは『売れるキャッチコピー』というのは一体どういったものでしょうか?
もし毎回的確なキャッチコピーをつけることができればラクに反響を増やすことができそうですね!

クルマが売れるキャッチコピーというのは、先ほど示したような車のアピールポイントを羅列しただけのものではありません。それはキャッチコピーを読んだ瞬間、購入後の自分が想像できるかどううか?です。

ここで非常にわかりやすい例としてあるメーカーの新車時に使われたキャッチコピーを例に考えてみたいと思います。

「子供と一緒にどこ行こう!?」

この業界の方であれば今更説明など必要ありませんが、ホンダステップワゴンの新車発表時のコピーです。このキャッチコピーは非常によく出来たコピーだったわけです。その後、多くのマーケティングコンサルタントと称する人達が、このコピーをセミナーの教材に使ったり、解説本で引用したりしていますので、もしかするとあなたも目にしたことがあるかもしれません。
このメーカーの想定した顧客ターゲット層というのは、「30代くらいの比較的若めのファミリー層」をターゲットしたものです。ちょうど夫婦に1人か2人くらいの子供がいる家庭ですね。

「子供と一緒にどこ行こう?」というこのコピーのいわんとしているところというのは、「このクルマは、AからBに移動するための道具ではありませんよ!このクルマは、自分の大切な家族と、どこかに出かけていって楽しい思い出を作るための道具なんですよ!」ということを言っているわけです。

「あなたの大切な子供と一緒にどこか出掛けるならば、いま現在あなたが乗っているそのクルマよりステップワゴンの方が楽しいですよ~!」と言っているのです。


つまり「子供と出掛ける」という価値や体験を販売しようとしているわけです。
当時このCMをテレビで見ていた30代くらいのパパ達というのは、このCMが流れた瞬間、自分の子供と発売されたばかりのステップワゴンでどこかに遊びに行っている姿が一瞬でしかも鮮明に脳裏に浮かんだはず。ステップワゴン自体を想像したのではなく、「ステップワゴンを使って出掛けている自分達家族の姿」をイメージしたのです。
パパの趣味がキャンプならばキレイな川原で自分の家族と遊んでいる姿。スキーが趣味ならばスタッドレスを履いて深夜のスキー場の駐車場でワクワクしながら夜明けを待っている車内の様子。
そのような体験をイメージさせてしまう優れたキャッチコピーだったのです。

当時ホンダは、他のメーカーが走りがどうかとか、8人乗れるなどと、機能面を一生懸命強調している広告が主流の中、ステップワゴンのCMでは、何人乗れるとか、シートアレンジがどうとか、そのようなことは一切アピールしませんでした。その代わりに、ステップワゴンを購入することによって得られるすばらしい体験を提案していたわけです。

このCMによってステップワゴンがどのくらい売れたのか正確にはわかりませんが、相当の販売に貢献したのは間違いありません。このステップワゴンのCM以来、新車のCMには必ずライフスタイルの提案がなされるようになりました。

このコピーライティングの方法を中古車に応用すれば、今ある展示車でもライフスタイルの提案ができるようになります。


もう一つ例を出しましょう。
古い話で恐縮ですが、あなたは携帯電話会社(auだったとおもいます)のカメラ付携帯電話のCMを覚えているでしょうか?
初めて写真付きの携帯電話が販売されたときのCMです。「若い男性が休日に渓流釣りに行って、そこで釣り上げた魚をその場で携帯カメラで写真に撮って、会社で勤務していた友人に写メールする。そしてその写メールを会社で受け取った友人はものすごく悔しがる・・」といった内容でした。


私は、昔ブラックバス釣りが趣味でして、友人とあちこち行ったりしていたのですが、このCMを見た瞬間、思わず叫びました。「うわぁ~この携帯欲しい~~!」って。

私も同じ事をやりたくなってしまいました。カメラ付携帯電話を持って釣りに行き、その日仕事をしている友人に、自分が釣ったブラックバスの写真を写メールしたらどんなに相手が悔しがるだろう~・・・。このテレビCMを見ながら自分のライフスタイルと重ねて想像してしまいました。
当時私は、カメラ付携帯電話に利用価値を見出すことがなくて全く欲しいとは思わなかったのですが、このCMを見た次の休日には買っていました。!カメラ付携帯電話。
私はこのCMによってカメラ付携帯の利用価値を見出したことになります。「こうやって使えばいいんだ!」と。

このCMの訴えている事というのは、カメラ付携帯の使い方の提案だったわけです。画素数がどうとか、ズーム機能は何倍だとかは一切説明していません。CMで説明したのは「お互い離れていても共に同じ景色や体験を共有できるツールがあるんですよ」という事を説明していました。このように「カメラ付携帯電話の利用方法(ライフスタイルのの提案)というのは、私のようなカメラ付電話に興味のなかった人間までも、週末に販売店の窓口まで走らせてしまうもの凄いパワーががあるわけです。

ホンダのステップワゴンと、auのカメラ付携帯電話の両者に通じるキーワードというのは「商品を利用したライフスタイルの提案」なのです。

的確なライフスタイルの提案をあなたの中古車にコピーとしてつけることができたら・・。
凄いことになると思いませんか?何も語らない他のお店の展示車に対して提案力のあるあなたのお店の車が売れるのは間違いありません。

さて、あなたならどのようなキャッチコピーを展示車両につけますか?