ヤフーオークションでクルマを売る 5 | 中古車インターネット販売成功法|中古車販売店や整備工場の販売サポート

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初めてのヤフーオークション出品の続きです。

そんなこんなで、初めての車両出品が終了しました。
オークションの終了日は土日祝日連休の最終日になるように調整して出品を準備して、オークションの終了時刻は午後10時に設定しました。オークションの自動延長はありの設定です。スタート価格は最低限の売却価格で30万円に設定!
当時このデミオの一般販売相場は50万くらいだったと思います。車検も1年ありましたので「名義変更だけで乗れます!
私はディーラー勤務なので名変方法教えます!陸送手配もいたします!」』と大アピール。オークションはスタートしました。

本来人気のオークションには質問が相次ぐ事が多いのですが、このオークション開催中は、私の予想通り質問は全くありませんでした。なぜって?それは「質問する内容がないくらい説明済だから。」です。陸送料金に関する質問が4・5件程あったくらいでした。
そしてついに、出品後3日目に初入札が1件!入札コメント欄には、「ぜひ落札したいです!」というコメントでした。とても嬉しかったのを今でも覚えています。

しかし冷静に考えると、私が出品してからたった3日間で、クルマを見ずに買おうと決断した人がいるということに正直驚きました。今は当たり前ですが、当時PCの前で「えらいクルマの購入方法ができたもんだ」と、カルチャーショックを感じたのを記憶しています。最終的には4人ほどの入札者で競り合い、落札金額は495,500円!アクセス数が最終で4500くらいだったかな?ウォッチリストが100くらいだったと思います。

とにかく、首都圏の店頭相場価格と変わらないくらいまで競り上がっちゃったんですね。確かにスタッドレスタイヤサービスとか多少の付加価値はあったにせよ、直接売買胃の金額では考えられない価格で売却出来たのです。しかも落札者は福島県在住の主婦の方です。当初私が想定していたとおりの女性でした。女性が乗ってくれることを意識して説明文を考えたんですから。落札者は、オークション終了当日の夜は、旦那さんと自宅のパソコンの前で2人で待機して。オークションを見守ったそうです。
後日落札して頂いた方に感想を聞いてみると、私が狙った通り『あれだけ説明されたデミオは初めてみて、何度もか読んでいるうちにまるで昔から知っていたクルマのように感じた。』と、コメントをもらえました。

その後の引渡しは、陸送手配をしてあげて陸送会社の名変代行という形で納車されたのですが、実はこの落札者の奥さまはなんと妊娠中だったそうです。子供が生まれてから安心してのれるクルマを探していたそうです。旦那さんはあまりクルマに詳しくなく何でも良かったそうで、奥さんに車種選択の主導権があったようです。身重な体のため、外にクルマを見に行くことが出来なかったとの事でした。(我々では気付かない隠れたニーズを教えてもらいました。)何気なく普段利用しているヤフーオークションでクルマを探していて私の出品したデミオに出会ったそうで、本当は他の車種が良かったそうでしたが、このデミオの説明文と写真を見て「このクルマなら安心して買える!」とおもったそうです。


ここでみなさんに気づいて頂きたいのは、このような生活環境にある人が実際に入札してきたという事実です。
普通身重で外出できない主婦はクルマ買いにきませんよね?ところがインターネットでは、このような人もお客になりうるということなのです。しかも他の車種が良かったそうですが、私の出品したデミオはその競合車種に勝ったわけです。当然同時に出品していたデミオにも勝っています。私は今回出品するにあたって、実際の出品開始1週間前から他デミオの出品状況をチェックしていましたが、直接落札されていたのは、その週私のクルマの他に1件だけでした。
落札金額、入札件数ともに圧勝!でした。

結局、落札額と陸送費・名変手数料に税金などで、近所の中古車販売店で買うのと変わらない金額になったのですが、この夫妻はそのことを十分わかっていらっしゃいました。ただ、自分たちの満足度は非常に高かったそうです。『結果多少高くなってしまったが、このクルマをこのような方法で購入することには十分満足している。』という回答でした。


いいですかみなさん。
自分が納得する方法で購入できれば多少の費用アップは構わない。という人がいるのです。
インターネットでは、このように価格よりも違うポイントを重視する人を見つける事が必要なのです。


中古車のインターネット販売において重要なのはその考え方と戦術です。どういうお客に自分のクルマを買ってもらうか?
はたからみると、出品した車両を落札者が選別しているようにみえますが、実は違います。実際はクルマ屋の方が買う客を選んでいるのです。

どんなお客にどのクルマを売るか?選択権はお店にあります。

売れないクルマ屋は選択権がお客にあります。
だからお客に選ばれないのです