オバマの言う「核兵器の無い世界へ向けて努力する」は本当か | 安濃爾鱒のノート

安濃爾鱒のノート

これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

   オバマ米国大統領(Barack Hussein Obama II)は、 チェコ共和国(Česká republika)の首都プラハ(Praha)のフラチャニ広場 (Hradčanské náměstí)にて 核廃絶へ具体的な目標を示した演説、いわゆる「プラハ演説」を行い、 2009年10月9日にノーベル平和賞を受賞した。

 で、彼は、その後、核廃絶へ向けて、具体的に何をしたのか、を調べてみると、
最近の米国の歴代大統領とその在任中の核兵器在庫増減は、以下の通り:
  • 41代 ブッシュ(父) (George Herbert Walker Bush) -41%
  • 42代 クリントン(夫) (William Jefferson Clinton)   -22%
  • 43代 ブッシュ(息子) (George Walker Bush)     -50%
  • 44代 オバマ (Barack Hussein Obama II)       -13%
( ソースは、こちら )

 そこで、任期満了が迫って ( 再選は米国憲法上不可能 )、広島にやってきて、再度、 「核兵器のない世界」への決意を示したつもりのスピーチを行った。しかし、彼は、恰も自然災害の被災地にでも来たかのように、その地で沢山の人を焼き殺した主体については語らず、当然、過ちを認めるなんてありえなかった。過去の過ちを認めないということは、またやるぞ、ということだ。だから、米国の核兵器を減らさないのだ。