日本政府は、国債を発行している。
以下、JGB と書く。("Japanese Government Bond" の略である)
で、これは、大体、日本の民間金融機関がほぼすべてを買い取ってしまう、というのが通例であった。
ところが、日銀が、マイナス金利を実施して以後、日本の民間金融機関は JGB を買い控えるようになってきた。
その分、外国の金融機関による大量の JGB 買いが目立つようになり、現在は、全体のシェアの27%が外国勢となった。
そして、China の外貨準備高が、また、急ピッチで減少している。
と、ここまでは、事実の列挙で、ここからは、単なる私の妄想話である。
中国共産党幹部が不正蓄財して得た資産の逃避先として、今までは米国が多かったが、米国大統領選予備選挙の動きを見て、彼らは、リスクあり、と感じ始めてきたのではないか。China との経済関係なんか屁とも思ってないTrump は勿論、Clinton も、中国共産党幹部が米国に持っている資産を差し押さえる可能性を示唆する発言をしたことがある。で、安全な資産の逃避先を求めて JGB を買っているのではないのだろうか?