若いころ輸血を伴う手術で血清肝炎になった。当時は「肝炎」でひとくくりになっていたがその後検査技術が発達した結果、C型肝炎と告げられ、肝硬変から肝臓がんになりやすいと言われた時は、自分のカレンダーが見えたように思えた。当時からC型肝炎ウイルスを駆除する薬はなく、経過観察で何十年も過ごしてきた。
最近になって血液製剤によりC型肝炎を発症した患者の保障、またそれの再発見の事業が始められたのを聞き、私の過去の病歴を問い合わせたが、なにせ大分前の事でカルテは残っていないので調査は不可能との事。
なにか釈然としない気持ちです。