2007 東京モーターショーを振り返る Part 4
前回からのつづきで、電気自動車の話です。
技術的にはあまり問題なさそうな電気自動車ですが、
これもまたネックになっているのがあって、
原動力となる電気を蓄える、充電池です。
リチウムの使用を考えているようですが、
これの扱いが難しいらしく、
高度な技術が必要となり、コストがかさむ。
しかも充電するにも時間がかかる。
先頃、PanasonicがSANYOを子会社化しましたが、
Panasonicと蜜月関係にあるTOYOTAが、
SANYOのリチウム電池の技術を得るため、と
ニュースでみました。
でも、
リチウムの未来は険しい気がします。
そこで注目しているのが、大容量キャパシタです。
キャパシタといえば蓄電できる量がごくわずかでしたが、
米EEStor社では電気自動車での利用が可能なキャパシタを開発中とか。
「5分の充電で800km」新キャパシタ電気自動車 | WIRED VISION
これが実用化されれば、まさに革命。
太陽光発電やその他の自然エネルギーにもさらに追い風となろう。
これだけ見ると、未来は明るいね。
さて、上のWIRED VISIONのサイトを見てみたら、
最新のニュースで、
「水素で車の燃費3割向上」水を利用、10万円程度で後付け可能
とありました。これは非常に興味がある。
現行の車に使用できるというのがミソですね。
市販化されたら我が愛車に取り付けたい。
次回の次回、東京モーターショーらしく、
コンパニオンが登場ですよ(笑)