紫外線対策 一重項酸素 | Digisty Piano

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写真とDTM音源が奏でるピアノ曲

紫外線に関する情報をノート感覚でまとめてみました。

■ 一重項酸素の巻 ■

紫外線が肌に当たると活性酸素が発生
・メラノサイトを刺激しメラニンが過剰に分泌され続ける→シミの原因
・コラーゲンや弾力繊維のエラスチンを断裂→シワの原因

この活性酸素を消去してくれるのが、ビタミンCビタミンE
というのは誰でも知っていると思いますが、
実はビタミンC、Eだけでは消去できないやっかいな活性酸素があるのです。それが
一重項酸素(いちじゅうこうさんそ)
通常の活性酸素とは異なり、反応性が高く、強力で、
紫外線を浴びた時だけ発生し、ほぼ同時に肌の細胞を傷つけるというものです。
ビタミンC、Eでは対抗できないこの一重項酸素に有効なのが
カロテノイド(天然に存在する色素成分の総称)
高い抗酸化力を持ち、細胞内に1~2日留まり効果を発揮してくれるそうです。

一重項酸素には、細胞膜で発生するものと、細胞内で発生するものがあり、
カロテノイドにも細胞膜で有効なものと、細胞内で有効なものがあります。
■細胞膜で有効なカロテノイド
α-カロテンβ-カロテン(カボチャ、ニンジン、ホウレン草、マンゴーなど)
リコピン(トマト、スイカ、など)
■細胞内で有効なカロテノイド
ヘマトコッカスカロテノイド(鮭)
ルテインゼアキサンチン(ホウレン草、キャベツ、ブロッコリーなど)

摂取量は一食分で十分なようです。
ただし摂取してから効果がでるまでには10時間ほどかかるそうなので、夜ごはんに食べるのがちょうどいいようです。

細胞膜、細胞内でともに有効な一石二鳥な食材が
ホウレン草、カボチャ
です。

ホウレン草にはシュウ酸が含まれており、多量に摂取すると結石を引き起こすこともあるので、食べ過ぎには注意しましょう。



参考情報
・フジテレビ系列情報番組「あるある大辞典II」