田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2024 *Honey bunny*ツアー茨城公演に参加してきました。
会場は水戸市民会館グロービスホールという新しい会場。最初は自宅から車で行こうかと考えましたが、なんと『水戸黄門祭り』という地元の大きなお祭りの最終日で交通規制がかかっているゾーンであり、ビジターが自家用車で行くと大変な目に遭うと思い、結局往復共に電車を選択しました。東京駅からだと在来線特急の『ときわ』あるいは『ひたち』を使えば一時間半もかからないので、意外と近い距離ですね。なお分散する往路はともかく帰りの上りの特急は王国民だらけ(あとよくお見かけする顔の方々も…)でした。
グロービスホールの前の通りは神輿や山車のルートであり、かつホールの一階はクーリングスポットとしてオープンされていたので祭りに参加する一般市民の方や子供山車の待機列、そして王国民でごった返すカオス空間でした。その中を縫って管理人は16:20頃に会場入りしましたが、今回の座席が非常に特殊な席で壁際に沿って数席だけ横向きに設けられていました。フロアの客席と比べて一段高く、また周りのスペースがかなり広かったので伸び伸びと動くことができました。
物販については、開演前物販はバニラバダンスの収録と重なるので断念してきましたが、ようやく今回終演後に査収することができました。
【セットリスト】
01.Poppin' Magic
02.好きしかありえない
03.Sweet alert
04.キャラメル
05.トーキョーキャンディーガール
06.エアシューター(アコースティックver)
07.お気に召すまま(アコースティックver)
08.嘘(アコースティックver)
09.スーパーノヴァ
10.逆蜻蛉
11.null
12.You Are The World!
13.めろ~んのテーマ~ゆかり王国国歌~
14.Paradoxx.
15.Vanilla Lover
16.Wonder habit
17.期待しないで
18.La La Love call
19.Exactly
20.逢うたびキミを好きになる
(encore)
21.Only oneのあなたのせいよ
22.くちびるプラトニック
23.うらはら兎のねがいごと
セットリストはほぼ同じですが、アコースティックで桃色男爵が退席しなかったので『you』から差し替えかな、と思ったら『嘘』でした。最近の大人の悲恋を歌った姫の曲はどれも感情移入が素晴らしくCD収録時とはまた違った情感を込めて歌い上げてくださるので、ついつい涙腺が緩んでしまいます。そしてようやく『めろ~んのテーマ~ゆかり王国国歌~』を久しぶりに聞けました。茨城県はメロンの一大産地ということもありそれに掛けて『国歌』が来るかなとは予想していましたが、ベタに仕上げてきましたね。なお『国歌』は、一番と二番で名前被せPPPHに入るタイミングが違う(何小節かAメロが短い)のですが、(一応25年来の古参兵として)『警報』(『はーいはーい、はいはいはいはい』のこと、この後に名前被せPPPHが来るよという先触れ)をきっちり入れることが出来て満足しました。
幕間の映像は、バーチャルデートは『山』編で変わらず。でものんびり散歩がよいというのは年を取ってくると共感できるポイントです。チャレンジは人物当てに都道府県名ダーツとどちらも初見。人物当てについては『大谷翔平』→『ガルーダ会長』と男性→男性、有名人→身近という流れから、『とっても身近な女性もしくは動物』と予想して『ミミちゃん』を一点読みしてくる姫の頭の良さに舌を巻きました。都道府県についても今回の20か所ツアーもさりながら全国ツアーを重ねた成果か、古の『とんでも日本地図』を描いていた方と同一人物とは思えないほど成長してきました。なお北海道の際に『どうやっても会場が取れなかった北海道』とつぶやいていましたが、ツアーに組み込まれなかったのは会場のせいなのか経費のせいなのか、とつい心配してしまいます。
MCは全体に短めで、会場への往復の話(一年前のこととはいえ、どの会場でどんなMCをしていたかとか皆よく覚えていて感心します。管理人も結婚・子育て・仕事上の責務が増加して時間を割くことが難しくなるまではぎっちり速記して詳細なレポートを上げることを習わしとしていたので、内容が頭に叩き込まれていましたが、流石に年を取ったせいもあり言語性記憶が低下してきました)や、楽屋の食事(納豆推しの人が多い)の話などでした。意外だったのは結構地元民が多かったのと、初参加の人もちらほらいたこと。3階席は追いチケ勢なのか結構声が出ていたようですし、当日券販売もありましたので、やはり水戸遠征を追加で入れた猛者が結構いたのかもしれませんね。
ちょっと驚いたのは後半のMCでの一幕。高崎公演の時に姫がMCでぼそっと「相変わらずバニラバ踊れてない…」と呟いたのが妙に印象に残っていました。開演前の映像収録時と違って公演中は客席の人口密度が上がっていますから、皆接触を気にして伸び伸びと踊れない事情があるのですが、姫としては皆が楽しく踊っている(地獄絵図)を見て楽しみたいのだろうなぁと思っていました。今回管理人は一階の特殊な席を割り当てていただけて周囲に十分なスペースがありましたので、伸び伸び楽しく身体を動かしたり跳んだりサイリウムを振ったりクラップしたりしていました。そして、どうも姫の目線がちらちらこっちを向くなぁ、でも単にモニターで歌詞やら指示をチェックしているだけだろうなぁ(ちょうど姫からモニターの延長線上に管理人の席があるという空間配置)と思っていたのですが、『Vanilla Lover』の後のMCの際に「(開演前の収録ではなく公演中の)本番では、皆『すん』として小さく振っているのに、すごくノリノリで振っている人がいて、歌いながら顔が痛くなるくらい笑っちゃった」とコメントして下さいました。正直、管理人は運動については人生で褒められたことがないので、まさか笑っていただけたうえ『ゆかりん賞あげるわ』と言っていただけるとは望外の喜びでした。「パパ、なぜ休みなのに出かけるの」と裾にとりつき泣く娘達を置いて来た罪悪感がいくらか薄れました(万葉集からの引き歌、実際には『ゆかりんなら仕方ないね』とthumb upして送り出してくれる妻と娘達ですw)。数年前から健康のために定期的な運動はするように心がけていて、毎朝ラジオ体操から30分ほど軽い有酸素運動をしてワークアウト(筋トレ)に入るのですが、姫から勅命が下りてからはそのルーティンに『Vanilla Lover』のダンスの練習を入れていましたので、その結果が認められたようでもあり嬉しかったです。
当初の管理人の参加予定は、水戸公演の後の中部・中国・四国ツアーは見送り、有明公演参加になるはずでしたが、振り替えがあったため、来週の八王子二日目、9月の浦安、有明、そして真の千秋楽となる宇都宮と続きます。でも姫は特に今週末から移動と公演が断続的に続いていきますので、暑い盛りでもあり、くれぐれも「いのちだいじに」で無理せずに後半戦に入って欲しいなぁと切に願うばかりです。