劇団四季ライオンキング | 羊飼いの戯言

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作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 9月に来訪予定の有明ガーデンシアターの前哨戦(?)として、隣にある有明四季劇場で公演されている『ライオンキング』を観劇してきました。管理人には子供の頃に帝国劇場で公演されていた『レ・ミゼラブル』を家族で観に行った記憶がありますが、ミュージカルはとんとご無沙汰でしたし、なんなら劇団四季も初めて観ました。娘達、特に下の子は歌劇が好きそう(昨年の宝塚公演も楽しんでいた)なので、どういう反応を示すか楽しみに足を運びました。

 実際のストーリーラインは因果応報とみるか勧善懲悪とみるか、生命の循環をテーマにしたシンプルなもので分かりやすかったですが、歌や群舞、そして何よりも人間が動物の動きを模倣・トレースして再現しようという工夫が素晴らしかったです。特にハイエナは役回りからして嫌らしさと下品さが浮き彫りになる動きの演技と醜悪になり過ぎないようなコミカルさのブレンド具合が絶妙で、ヒール役として輝いていました。

 色々な作品が舞台化されているようなので、また子供と一緒に見られそうな作品を選んで観てみたいものです。