ツアー初日の八王子公演から3週間、06.22名古屋公演から無事に再開となりました。復帰ののっけから名古屋・大宮と長距離移動を伴う二連戦ということで姫の体調も心配だったので、曲少なくしてもよいから姫に過度の負担がかからないようにして欲しいなぁと思いながら、田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2024 *Honey bunny*ツアー、埼玉公演に参加してきました。
会場の大宮ソニックシティは大宮駅徒歩数分の好立地ですが、2004年のSugar Time Tripの千秋楽（大阪・大宮しかなかったけど）の会場でもあり、管理人も何度も足を運んでいる会場です。なお今回は家から車で行ったのですが、外環自動車道と首都高速大宮線を使うと30分くらいでたどり着けて驚きました。今回参加する公演の中では、時間距離でいうと多分一番近い会場です。
席は一階中段の真ん中くらいと結構見やすいところでしたし、全体に客席に傾斜がかかっていますので視界が遮られにくいのがよいですね。物販は長蛇の列で、並んでいると16:30からの『Vanilla Lover』のダンス撮影に間に合わないので諦めました。高崎か水戸で回収できればいいかな、と。
【セットリスト】
01.Poppin' Magic
02.好きしかありえない
03.Sweet alert
04.キャラメル
05.トーキョーキャンディーガール
06.エアシューター（アコースティックver）
07.夢色ラビリンス（アコースティックver）
08.you（アコースティックver）
09.スーパーノヴァ
10.逆蜻蛉
11.null
12.You Are The World!
13.聴こえないように
14.Paradoxx.
15.Vanilla Lover
16.Wonder habit
17.期待しないで
18.La La Love call
19.Exactly
20.逢うたびキミを好きになる
（encore）
21.Only oneのあなたのせいよ
22.くちびるプラトニック
23.うらはら兎のねがいごと
セトリは八王子とほぼ同じですが、過去の遺産である『Honey Moon』が落ちました。ちなみに06.22の名古屋公演では『聴こえないように』と『はにむん』の代わりに『国歌』＆『メタウサ姫』が歌われたそうですが、この『メタウサ姫』が原曲通りの子供バージョンなのか大人バージョンなのか気になります。大人バージョンは『ゆかりっくFES'18 in Japan』で披露され映像化されているとはいえレア曲なので、今ツアー中で聞けるチャンスがあるとよいですが。もっとも、今回『はにむん』が落ちたのも、二日連続という姫の喉の調子を鑑みて削ったのかな、とか『過去の遺産』より『今のゆかりを見て』というメッセージなのかな、とか色々考えられますね。
曲数が減った割には公演時間は17:00～20:07と3時間越えでした。姫の主治医からは「3時間は長すぎる」という提言もあったそうですが、一方で同じ耳鼻科専門医の中に王国民でもある医師がいて、主治医にあまり短縮を求めないで欲しいというカラミがあったとか。実際、幕間映像（チャレンジしてみた、やバーチャルデート）、更にはのんびりしたMCで埋めている部分もありますから、3時間の長丁場ではあるものの喉に負担がかかりすぎないように工夫はしているのかもしれません。
管理人の視点からは、姫が『ゆかり王国のライブ』という自分が守られている環境、自分の感情をそれほど抑圧せずに自由に出しても許される環境の中で、どのくらい自分の素の姿を見せられるようになるかという点に着目して聞いていましたが、「今日ここに来ている女の子たちには悪いけど、ゆかりは『オタサーの姫のプロ』だからね」と強気に出る（マウントを取る）言葉であったり、ほちゃの「かわいい→みんなの方がかわいいよ」に掛けて「かわいい→ゆかりの方がかわいいよ」と返してみたり、最近滅多にすることのなかったやまとなでしこの話（5月のKING SUPER LIVEで出演したので自然な流れではありますが）を披露したり、前ほど肩ひじ張らなくなったようにも思いました。ダンスの振り付けにしても「完ぺきではない、できていない自分」を見せることに抵抗が少なくなったようで、確かにそれこそやまとなでしこ時代から「放っておけない方」であることを自認していたとはいえ、王国民の前で弱さを出せるようになった点に安心しました。もちろん短期間で心性が変化するものではありませんが、注目して聞いていきたいところです。
個人的な予定として次は7月の神奈川・高崎まで空きますので、その間に客席の練度（実質初日の人も多かったのか、まだまだ振りやコールが手探り感が強い）が上がって帰ってくるのを楽しみにしています。もちろん、姫の体調や体力も少しずつ回復して皆が楽しい時間を過ごせることを願っています。