田村ゆかりBirthday Event 2024 | 羊飼いの戯言

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作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 2024.02.27に聖地パシフィコ横浜国立大ホールで開催されたのBirthday Eventに参加してきました。今年はド平日でしたが仕事の予定を色々と変えて(こういう時、管理職ポジションになっていると自分の予定を優先できるので助かります)早めに切り上げました。その後は、翌日の出張を見据えて東京駅付近に投宿した後(ついでに駅弁も買っておいたので、夕飯難民にならずに済みました。終演が押しそうな気がしたのですよね。)、東海道線で横浜まで南下して会場入りです。

 横浜駅からみなとみらいまでは散策しましたが、途中Kアリーナを望むことができました。まぁ5月のビッグイベント(King SUPER LIVE)は見送ろうと思っています。

 

 今回の会場もパシフィコ横浜国立大ホールですが、座席は2階席とはいえ最前列だったので眺望はとても良かったです。ちょっと傾斜が怖かったですが、一階席や二階席の客席の様子もよく見えました。

 

【セットリスト】

01.めろーんのテーマ~ゆかり王国国歌~
02.恋のヒメヒメぺったんこ
03.ときめきフォーリンラブ(アコースティック・バージョン)
04.幸せになるといいな(アコースティック・バージョン)
05.TEARS ECHO(アコースティック・バージョン)
06.You Are The World!
07.期待しないで
08.ラブラブベイビーハッピースター
09.14秒後にKISSして♡
10.Sewing My MODE

11.コードレス☆照れ☆PHONE

 

 先週のラジオの段階でダンスリハで振り付け云々とが嘆いていましたから歌を歌うのは分かっていましたが、起用されたセットリストが斜め上を行かれました。この辺が来るかなという予想を軽く外してくるのですから、次々に嬉しいサプライズでした。
 冒頭からして国歌。昨年の八王子公演でめろーんステッキが久々に登場したらしい(管理人は家族の都合で見送った)ですが、国歌はステッキを持ってが登場し、途中で何度もめろーんの魔法をかけてくれましたから、久々に茶番(笑)を堪能できました。ちなみに国歌は1番と2番で警報(名前被せPPPHの前の『ハーイ、ハイ、ハイハイハイハイ』)を入れるタイミングが違うのですが、この辺は体に染みついています。
 ライブツアーと違ってイベントではキャラソンや懐メロが多用されますが、それだけがどの歌も大事に思い入れを持っているのが分かります。特に今回は神楽坂ゆか(神楽坂さんも『キャラみたいなもの…』とはの言葉)の曲であったり、懐かしいぴたテンの曲であったり(まさか生きている間に聞ける時が来ようとは)、『LOST SONG』から『TEARS ECHO』であったりが起用されていたのは驚きました。『LOST SONG』はがキングレコードからの移籍で活動を休止していた時に、いち早くの起用を決めてくれた作品で、応援の意味も込めて立ち上げイベントに足を運んだことがありましたが、作品の内容・の演じるキャラクターの処遇についてまで深く考えていることが改めて伝わってきました。自分の演じるキャラは幸せになれない、三角関係だったり、と述べるのを聞いて、「あのね商法」で有名wな『かしまし』のとまりちゃんもふっと思い出していました。最近だと『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の『アウラ・マハ・ハイバル』も幸せにはならない役回りでしたね。
 でもがデビューして数年は保持していた初々しさ、純真な可愛らしさだけでなく(『sweet chick girl』とか今見返すとこちらがこそばゆくて逃げたくなりますw)、ややネガティブで物事を裏側から見る、やや斜めに見て毒舌発言するという陰のあるポジションを取れたからこそ他の声優さんとは食い合わない立ち位置を獲得した、いわゆるブルーオーシャン戦略に成功したとも言えますね。と同時に、逆説的ですが、そういう月見草ポジションなのに「処女性が高い」(が自分で言うとは思わなかった)というのもの魅力の一端で、これは唯一無二の特性と思います。返す返すも1999年にと初めて出会った時、一目で魔法にかかって一生ついていこうと感じ取れた自分を誉めたいものです(笑)。もう25年になりますが、の活動を追いかけたりライブに参加したりという趣味・活動は確実に管理人の人生の豊かな一ページを形作っていて、そういう機会を与えてくれるに改めて感謝しております。
 そして王国民の忠誠度の高さというか、平日にもかかわらずパシフィコ横浜をほぼフルハウスにしてしまう動員力、そして『ラブラブベイビーハッピースター』や『コードレス☆照れ☆PHONE』が数年ぶりに歌われても即座に対応できる客席からは、皆がずっとの活動を見守り続けていることがよくわかりました。流石のも『コードレス☆照れ☆PHONE』の「頭の悪い口上」(が、皆の言う頭の悪い口上が好き、と改めて明言してくれたことで、『チェルシーガール』や『恋のタイムマシン』そして『Super Special Day』『My life is great!』がまた聞けるフラグが立ったように思います)を皆がしっかり歌えるか心配していましたが、本当に杞憂でしたね。管理人自身も全力でコールを叫びながら、でも会場の皆の熱情や感情が伝わってきて思わず泣いてしまいました。そもそもこの曲って歌詞が純情かつストレートで切ないのと、『のうりん』の劇中で『草壁ゆか』がアカペラで歌うシーンが神がかっていてとてもお気に入りなのです。
 歌のコーナーでは一曲歌うと、その曲に関する想い出や話を膨らませてが色々問わず語りに昔語りも交えてしてくれる、という古参が次々に浄霊されそうな展開で胸いっぱいでしたが、一方で、バースデーイベントにお約束の格付けイベントもありました。最後の問題(の書いたサインと振り付けのS.KANAちゃんが書いたサインを見分ける)は良問でしたが、管理人は割と一目でBと分かりました。花びらの花弁が一枚ひしゃげるのとeに特徴があるのですよね。

 ここ数年はいつも口にしていますが、あと何回ライブやイベントができるか分からないから、周りやアンチに何を言われようと気にしない、過去との整合性が取れなくなったとしても今の自分がしたいことをしないのは勿体ないし、今のでいい、今のが好きだと言ってくれる皆の言葉に耳を傾けて大事にしたい、とが堂々と言い切ってくれたのは、とても嬉しかったですね。管理人自身も周りからどう思われようと自分の信念は貫いて自分の軸を大事にする生き方をしようと思って暮らしていますが、そういう価値観が相通じるものがあるように思えるのも心強く感じます。