田村ゆかり *STARRY CANDY STRIPE* 10.30@東京 | 羊飼いの戯言

羊飼いの戯言

作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 本日は田村ゆかり LOVE LIVE 2010 *STARRY CANDY STRIPE*ツアー千秋楽公演となる10.30@東京国際フォーラムホールAに参加してきました。管理人自身は抽選で落選の憂き目に遭いましたが、まちばりあかね氏が確保してくれていたので無事に行くことが出来ました。多謝。

 Cutie Cutie Concert以来約5年ぶりとなる同ホールですが、管理人の家からだと直線距離で3㎞もなく一番近い会場。夕方まで仕事の後一旦帰宅して装備を整えて出撃したのですが、ぶっちゃけドアtoドアをタクシー移動したのでと同じく傘が要らなかったり。うーん、広島とはえらい違いでした。


 羊飼いの戯言-張り紙


 17;15頃に到着したのでまちばり氏と合流して会場入り。パペット用の新衣装を購入し、入国スタンプを押して座席へ行きました。ちなみに限定Tシャツはピンク地に青字での自画像(「うふ」と笑っている)という絵柄でした。赤字だったら完璧なデザインなのになぁ。従って特効のテープはピンク銀でした(後述)。

 羊飼いの戯言-パペット衣装  羊飼いの戯言-スタンプ


 座席は一回の中央で機材席の真後ろ。従って前方の視界をさえぎるものは何も無くステージを見るのには良かったです。ライティングを楽しんだりそれ以上に機材席のスタッフさんが色々と操っている様を眼前に見られて面白かったですね。前半から矢野さんが横にいるなぁと思って見ていたり、後半はみっしーPが結婚指輪つけていないなぁとか余計なことを観察しながら楽しんでおりました。


 収録用と思われるレールカメラが最前に一台、固定カメラ中段左右、最後方左右、そしてハイビジョンカメラ(正副?)が機材席に合計7台設置されていました。また小さなハンディカメラも数台確認しました。MCの時はこれらのカメラで拾ったの表情をリアルタイムで中央のスクリーンに投影していたので見やすかったですね。


 セットリストは以下の通り。開演は少々押して18:42、終演は22:20でした。


01.Heavenly Stars
02.チェルシーガール
03.おしえてA to Z
(MC1)
04.神様Rescue me!!
05.Goody & Happy
06.Little Wish~first step~
07.Shooting Star
08.砂落ちる水の宮殿
(MC2)
09.裸足のプリンセス
10.Tomorrow
11.Cursed Lily
12.Love Sick
13.涙のループ(アコースティックバージョン)
(MC3)
14.シュガチューン
15.メタウサ姫~黒うさぎ王国ミサ~
16.恋のタイムマシン
(MC4)
17.You & Me
18.fancy baby doll
19.ラブラブベイビーハッピースター
20.candy smile
21.Gratitude
22.LOVE ME NOW!
(encore)
23.童話迷宮
24.Super Special Smiling Shy girl
(MC5)
25.My wish My love
(MC6)
(double encore)

(MC7)

26.レゾンデートルの鍵


さて、例によってノートの清書中なので完了次第詳細記事作成に入りたいと思います。が、速報的にいくつか。

・2011年19枚目のシングル発売決定

・2011年写真集発売決定

・2011.04.15-16日本武道館2days(金・土)


(以下詳述記載)
 というわけで以下が千秋楽公演@東京の詳述記載です。8箇所10公演の締めくくりということでコールや口上、ラップなどについては練度はしっかり高まっていました。その一方でやはり箱の大きさや参加回数が少ない国民の存在もあって、集団としての凝集性はやや低下。まぁそれでも客観的に見れば「一糸乱れぬ王国民」に映るのでしょうが。
 個人的には結構スケジュール的に無茶をして全通を果たしたとあってやはり感傷的にならざるを得なかったのですが、のMCや歌がそれを後押ししてくれました。年甲斐もなく何回公演中に泣いてしまったことか…(照)。

 
 開演は定刻からやや押して18:42。いわゆる注意事項アナウンスが開演○分前の目安になっている、とか聞いたことがありますが今回は開演5分前に確かに流れていたので、今後一つの目印になるかも。
 場内が暗転すると上空からきらきらと白く光る天使が舞い降りてくる映像が映り、スクリーンが上がるとそこに降臨していたの姿が露わになるという演出でスタートします。


01.Heavenly Stars
 新アルバム『シトロンの雨』と同様の順番で起用されたOP。最近は『Princess Rose』、『チェルシーガール』、『恋のタイムマシン』、『You & Me』と爆発力のある曲がトップを担っていましたが、今回は暖機運転的なおとなしめな曲。一曲目がおとなしめという配置は今後も続くのでしょうか、『ふぁーすとらいぶ』での『Primary Tale』のスタートも結構記憶には残っていますが。
02.チェルシーガール
 2曲目の『チェルシーガール』で一気に回転数が上昇し客席ヒートアップ。日本武道館公演から起用され続けたほか、アニサマでも歌われたとかで一般的な浸透率は高い一曲です。
 「誰にも負けないこの気持ち ゆかりに向かって咲いている 世界で一番大好きな ゆかりにもっと恋したい」という長口上と、ラストの「瞳が大好きだよー」にかぶせて「ゆかりが大好きだよー」と叫ぶのはすっかり定番。
03.おしえてA to Z
 Bメロの名前被せPPPHと、サビの『・2・1』クラップが浸透しています。個人的にはこの曲は被せなしのコールで十分な気がするのでサイリウムを振るだけに留めていますが。
 なおクラップを打つ時、管理人は左手でサイリウムを振りながら右手で左前腕をたたく方法を取っています。がマイクを持ちながらクラップをする時のやり方を真似ていますが、『Sweet Darlin'』等でその振り付けを見ることが出来ます。この方法だとサイリウムを降りながら十分な破裂音を出せるので。


(MC1)
 「こんばんは―、田村ゆかりです。アニメロミックス presents 田村ゆかり LOVE LIVE 2010 *STARRY CANDY STRIPE* 千秋楽東京国際フォーラムホールA、にやってきました。フォーラムは5,6年前? 2005.11.13 Cutie Cutie Concert以来です。ということで、とってもお久しぶりな会場、東京でのライブ自体が久しぶりじゃない? 久しぶりに東京にやってきました…、東京に住んでるのに変な言い方かな。2005年にCutie Cutie Concert来てた人?(40%) あまり人って入れ替わらないんだね。2005年に来てくれていた人は1歳だったら6歳になっている。でもそんな年齢の人は居ないから、たとえば36歳だった人が41歳位になっている『俺、何やってんだろう?』みたいな感じの人も、もしかしたらいるのかなって思う。だって小学生の時から応援してくれた人が社会人になってるの、スゴクない? 皆の人生遍歴が垣間見えるよね。」 管理人がのことを知ったのが1999年なのでもう10年以上前の話。まだ学生の時分でしたが、その後2002年の『Love parade』のお渡し会のチケットを取るために、国家試験を早退して(しかも昼休みに電話をして入荷を確認した)アニメイトに向かった時のことを良く覚えています。
 今回の会場ではMCの時にリアルタイムでの映像を中央のスクリーンに投影していたのですが、そのカメラから逃げようと動き回る。「あれ、どのカメラが追っているの? このゆかりんの早さについて来られるかな?」と最前のレールカメラを惑わそうとしますが、実際に映していたのは機材席にある引きで撮っていたカメラ。「ずるいよ、引いてるんじゃん。皆が『志村、後ろー』っていうのは後ろの方のカメラってことなのね。じゃあなんで(レールカメラ)もゆかりの動きに合わせて動いているの? 電気屋さんでライブカメラ、我らが大好きなSkypeとかで使う奴が売ってるじゃん。店頭で垂れ流しで並んでる映像がある(デモで、ビデオカメラのリアルタイムの映像を画面に映している)けど、『どれかな?』ってやらない? やるよね? (舞台上の何かに足をとられて)ワナがいっぱいある、ここ。あ、こういう時はカメラ引いてくれるのね。でも、なんでゆかり真中に映ってないの? のぶぴょんとJACKと三人組みたいになってる。この三人だとどんな音楽になるのかなぁ。」
 「ということで、今日はちょっと早めに会場入って準備をしてた。途中で超ヒマになって椅子取りゲームをしてた。椅子6個で、参加者がゆかり一人。寂しくなんかなかったよ、一人で遊ぶの慣れてるし、皆には見えないかもしれないけどゆかりには見えてたもん、エアーフレンドが。寂しくなんてなかったよ、でも無駄に疲れた、リハ前に暴れてたから。でも皆が居るから頑張れるよ。ということで次の曲に行きたいと思います。」


04.神様Rescue me!!
 フラフープを使ってのダンス。桃色メイツとの掛け合い的な寸劇も入りながら歌が進みます。歌い終わって照明が暗くなったところでスカートを外し、赤と黄色のホットパンツに。
05.Goody & Happy
 neco & neko及び桃色メイツジュニア(4人追加で合計8人)も出てきて賑やかなステージ上に。の腕の動きに合わせて振りコピする人が多いですね。ツアー前に『大好きだよー』に合わせてコールが入ることになるか、と予想していましたが結局根付かなかったです。
06.Little Wish~first step~
 警報→名前被せPPPHありと跳び曲としてすっかり根付いてしまいましたが、管理人は歌詞の意味を考えると、じっくり聞きに徹して溜めた『ゆかり!』16連打だけを叫ぶことにしています。あと2番はPTPの悲劇を繰り返さないために口ずさみますね…。lyrical stepと違いfirst stepは個人の想いを込めた歌詞になっているので、名義のライブの時はこちらしか歌われませんし、そういう意味で『リリカルパーティ』はlyrical stepを聞けるチャンスでもあります。
 なお「檸檬色」のところはライティングが黄色になっていて、つい思い出してがこぼれてしまいました。Cutie Cutie Concertの月の雫プロジェクトからもう5年ですが、あの時は家に一本だけあった黄色のサイリウムを持って行って活躍させてあげられました。DVDもメカリルの前奏で『一捧げ』毎にピンク黄色に変わっていく様を収録していてGood Jobでした。最近はも歌いながら泣くことが滅多にいなくなってしまいましたが、ふぁーすとらいぶでの『ベビブレ』、CCCでの『めかりる』は非常に印象に残っています。客席もその時の名残を惜しむように数人未だに黄色を使っている人がいました。(一夜限りの企画なので、ピンクが正しいですが。)

 あと2階からピンクリウムがスターダストしてきて機材席に着弾。入来の兄貴がぱっと拾って回収していましたが、客や機材に当たらなかったから良いものの、リウムを振るときはしっかりグリップして欲しいです(特に上の階の前方は)。


 歌い終わっては退場。桃色メイツ、桃猫団、桃色男爵の紹介映像でつなぎますが「くすんだneco、くすんでないneko」で笑いが。なおGODがポンポンを持ってダンスを披露するのは定番になりましたが今回も広島同様赤く点滅するゴーグルを仕込んでいました。そしてのぶぴょんもフラフープ、デッキブラシ、竹箒、カラーコーン、「祝・豊橋まつり」、マイクスタンド、箒に続いて最終日はギターを顎に載せてバランス感覚を披露していました。


 は水色のワンピースで再登場。ハイウエストというよりアンダーバストのところでベルトをしており、無茶無茶脚が長く見えました。個人的には装飾が多くピンクのふりっとした衣装よりも水色のシンプルですらっとしたワンピースの方がには似合っている気がします。異論は認める。


07.Shooting Star
 ゆったりした曲調の中に透明感がある曲です。『Luminous Party』同様の機械仕掛けのロボットダンスのような振り付け。振りコピする人が増えました。
08.砂落ちる水の宮殿
 前奏や間奏で入る「ぽわーん」という音がマリオのジャンプ音に聞こえるとか、最初に言い出したのは、誰なのかしら。おかげでしんみりした曲調なのにくすりとしてしまいます。


(MC2)
 「ハイ、どうも(客席左右に手を振りながら)。はっ、また画面に映ってる、油断ならない。今日は台風が来てたでしょ、ギリギリに来た人いる? 凄い雨振ってた? 『降ってた、降ってた、そうでもない』どっち? 体感は個人個人の感じ方で違うけどさ。台風、夜どうしよう、凄い雨降ってるじゃん、風もゴーだし、ゆかりん傘持って来てないし。え、だって意味ないかな、さす局面無いかなって思って。だって一日中ココにいるし要らないかなって思って持って来てないんです。ドリフの傘のコントあるじゃん、横からザー、上からザバー、下からビャーって水かかかる奴、あれみたいになったら、それはそれで貴重な体験。思い出? 皆の思い出値も上がるのかな?」 直撃世代の管理人は爆笑してしまいましたが、意外と分かってない人もいたような気が。


 「天気予報いつもスゴク調べる人いない? ゆかり天気予報をほぼ見ないの、何とかなるかなって思ってあまり見ないの。今日は雨風強くて、フォーラムは外に屋根あるでしょ、どっち? 『ある』派と『ない』派の人がいる。『ある』ところで待ってた人? 『ない』ところで待ってた人? 『ない』派で手を上げた人は回りをよく見てごらん、皆は『ある』所で待ってたよ、君らは少数派だ。駅から地下から入れるので大丈夫って思ってた。ココに来る時有楽町でしょ、銀座通るわけですよ、格好よく言えばザギン? あんまり格好良くなかった。銀座がスゴク近くで高いお店が並んでいるのを横目で見ながら来て『あれ、皆はどこで時間を潰すの?』って心配していたが、フォーラムの周りに僕らの聖地ビックカメラがあって大丈夫だと思った。多分、皆は色々なフロアーにいるに違いない。ゆかりも昨日何故か分からないけど有楽町のビックカメラでPSP買ってた。ビックカメラって何でもあるのね。時間があったから上の階にも行って、食べ物やさんがあったんだけど、その横でスーツケース売ってた。ワンダーランド。」 有楽町のビックカメラは去年『Losier』に行く前に寄って『ラブプラス』を買った覚えがあります。発売後数日経っていたのに、まだ在庫があったんですよね。


 「皆は待ち時間、どこに潜んでいたの? 秋葉原も近い方かな? 3駅? 何線? 有楽町線は地下鉄じゃん、山手線? 秋葉原通るの? 総武線onlyじゃないの? まぁ電気街に寄ったからなんだって話ですけど。後はどこか行ったの? …まぁ、落ち着けよ、そろそろ次の曲に行きたいと思います。皆も嵐に負けない心を持ってください、何を言ってんだろ。『嵐に負けないこの気持ち ゆかりに向かって咲いている』なんてね?」 すらすらっと口上の一節が出てくるあたり、も知ってくれているわけで嬉しいですね。


09.裸足のプリンセス
 リズム感のある曲なので、ドラムのタイミングを覚えておいて合わせてサイリウムを振ると楽しいです。


 歌い終わって一旦引き込む。バンドの演奏でつなぐ中、今度は濃いピンクの上着とピンクと黒のストライプのスカートに着替えて再登場。テールの長さと比べて、前面は膝丈で切っていて扇情的です。

10.Tomorrow
 中盤の格好いいゾーンで再登場を予想していました。PVにも収録されていた桃色メイツの踊りが映えます。
11.Cursed Lily
 中盤からサビにかけて真紅のライトと炎の演出が相俟っての凄みを引き出していました。映像化が待ち遠しい。
12.Love Sick
 管理人も最初はラップを覚える気は無かったのですが、歌う人が増えてくるのに合わせて練習していたらいつの間にか覚えてしまいました。今日は会場が広かったためもあって、ちょっと拡散してしまったかも。


 終わっては退出。


(ゆかり姫の映像)
 すやすや寝ているゆかり姫にneco & nekoがいたずらを仕掛ける映像。の素足が映ると歓声が上がるのは最早お約束。を起こそうと名前被せPPPHをneco & nekoが仕掛ける場面では客席からも合わせて声が上がります。ねこじゃらしでゆかり姫の足をくすぐったかと思えば、逆にねこじゃらしに翻弄されるneco & nekoの姿も笑えました。クラッカーを耳元で鳴らされる時には布団を頭からかぶっていましたが、クラッカリストとしては奪って逆に放つ位のことはして欲しかったです(名曲『Baby's Breath』のクラッカーの音はが入れているのです、DVDにもそのシーンが収録されていました)。

 結局は、起こされたゆかり姫がパリに行った時に使った衣装に着替えたというところで幕ですが、着替えのカットでは「ネコ、邪魔!」という声が客席から起こって笑いも出たり。これは広島公演で誰かが思いついた技を東京でも紹介しようという国民のアシスト。ちなみに、起こそうとしてお団子か何かをあげるカットは横浜二日目からの追加です。また、カット毎に窓の外の太陽の光加減がばらばらなので、着替え始めた時は暗かったのに着替え終わったら明るくなっていたり、時間経過と太陽光線がミスマッチです。


 この間ステージ上はアコースティック用に席が動かされており、男爵たちは前へ。もピンクのエプロンドレスに大きなピンクのリボンをつけた姿で再登場。


13.涙のループ(アコースティックバージョン)
 初日に新潟公演でこれを聞いた時に「こんな名曲だったっけ」と驚いたのですが、今回の公演で映像に残るのは嬉しいですね。
 昔からアコースティックは披露されます(覚えている限り一番古いのは九段会館でやったFCイベント)が、一度チケット代が高額になって構わないので、ディナーショー形式でやって欲しいです。サイリウムを点灯させていた人はごく数人で真っ暗の客席にの声が染み通っていく感じでした。(振り始めて、でも周りを見てやっぱり消灯出来る人もいる一方で、何故彼らは「人のふり見てわがふり直せ」というのが出来ないのでしょうか、疑問です。) 終わった後は鳴り止まない拍手を送るのがすっかり定着。


(MC3)
 「はい、アコースティックで歌いました。(回ってー)そんな時代錯誤な声援には応じない。そんな『回って』には応じないのである。代わりに『スクワット』」とかやっているそばから「回って」を浴びせられて「もう、うっさい! あんましつこいと一切無視するからね」とおかんむり。ツアーの回数が重なるにつれて潮が引くように消えていった「お水美味しい」攻撃を未だにやっている人がぱらぱら居たのですが、まあ予習をしていないと、あれがどれだけ周囲の顰蹙を買っているかは分からないでしょうね。王国民同士で「しつこい」とたしなめる声が上がった自治能力の高さには感心してしまいましたが。
 MCのためにモニターを超えてが前に出てくると沸く客席。「なぜゆかりがモニターを跨いだだけで『ワー』なの? 全然分からないし」と言いながら何度も跨ぎ、その度に沸く客席。「何か喋ろうと思ってたけど、忘れたじゃん。東京公演ですが、『ラーメン食べた?』と言われたんですが、食べてないっすよ。東京、横浜と同じで美味しいラーメン屋さん知らないもん。そういえば東京の人どれくらいいるの?(20%) 結構少ないね、皆どこから来ているの? どうやって来ているの? 電車はいるか、新幹線や飛行機も無事、まぁちょいちょい頑張ってる、後は『バァス』。最近のバス席の幅が広い奴があるんでしょ? この前町を歩いていたら、違う、皆が憧れている都心を歩いていたら、デラックス? VIP? 女の子専用でゆったり座れるやつ…うーん、知っている人がいなかった…『バス・デラックス?』が通ってて、皆こんなのに乗ってくるのかなって思った。バスで来た人?(10%) 意外と少ない? あとは自家用車? 飛行機? 少ない。新幹線? そこそこ。足したら全員になるかな? ちょっと皆どんどん上げっぱなしにしていってね。飛行機+新幹線+バス+車+電車…、2列目の君は? 自転車? 物凄い頑張って台風の中を来たってこと? 後は徒歩で来た人? いるよ…。ゆかりは『ワープ』、うわ、なんかちょっとくだらないこと言っちゃった。」 管理人は今回自宅から往復タクシーを使いましたが、直線距離で3kmくらいなので下手に電車を使おうとするよりよっぽど効率的なのです。


14.シュガチューン
 振りがDreamy Maple Crownの時の『ウッーウッーウマウマ(゜∀゜)!』みたいな振り付けも復活していました。パペットを出す人も結構多かったのですが、徐々にパペット曲としての位置づけは弱まっている気がします。
 こういうちょっと懐かしい曲に対しては頑張って警報を入れて名前被せPPPHにつなぐようにしています。喉酷使していますが。
15.メタウサ姫~黒うさぎ王国ミサ~
 DMCツアーで初御披露目した時はなんという曲を作ったのか、と良くも悪くも呆れましたが、違和感なくステージに組み込んでくるあたりの幅の広さを感じさせます。アコースティック歌っていた人と同一人物が歌っているとは思えません。


 終わっては退出。


 ここで定番のご当地ロケ映像がスクリーンに映し出されるのですが、今回はなんと『fancy baby doll』で投げているティモうさの販売元である三英貿易 さんへお邪魔。以前に使っていたマグネットうさぎ(我が家に居るのは昔バージョンです)が絶版になって以来、ティモうさに切り替えているのですが、ぶっちゃけ管理人の勤め先の牧場に入っている売店でも売っていてちょっと希少価値が下がってしまいました。
 「世界で一番このうさぎを買っていると思います」と顧客ぶりをアピールしつつ、様々な色を見てみたりオリジナルバージョンの作成を持ちかけますが最低ロットが2000個と聞いて日和っていました。それでも100個ほど戴き、「請求書でいいですか? 後で振り込みます」と言いながら引き上げていきました。


16.恋のタイムマシン
 長口上については1、2番のそれぞれ始まる前の前奏に
「せつない想いを勇気に変えて 胸のときめき伝えよう 信号が変わるその前に ゆかりがいちばんだいっすっきー!」
「会えない夜には この空見上げ きらめく星に伝えよう 変わらぬ気持ちそのままに ゆかりがいつでもだいっすっきー!」
を入れます。
 気づいたら管理人は全部の長口上を言えるようになっていました。客席からも結構揃っていましたし、曲の最後で『いつだって 大好きなの』に被せる形で『いつだって 大好きだよ』と入るのは浸透率高いです。それにしてもテンションが一気に吹き上がる曲です。


(MC4)
 「ハイ、そうなんです映像見てもらいましたが、うさぎを作っている会社に行きました。大きなティモうさは非売品、ゆかりがもらって、ま、そのまま。オリジナルは2000個は作れないよ、最低で2000個から作れるって言われたけど、大人の世界の話をすると最低ロットというのは一個の値段はスゴク高い。10万個作れば安いかもしれないが、最低ロットの2000個は一個当たりの単価が超高いんです。そもそも作って勝手に売っていいかも分からないし、売れたとして3万円かな? 皆、大人なんだから世の中の仕組み分かっているでしょ? ちょっと何でこんな暗い感じになってるの? こんな可愛い衣装を着ているのに。…ゆかりが一番欲しいものはお金です。おかしい、嘘嘘。ゆかりが本当にほしいものは皆の笑顔だよ? 本心から言っているのか建前なのか、照明さんが迷っているのがいいですね。」 それこそ物販で売るか、APEC(ガチャガチャ)の景品にするかすれば捌けるでしょうが、希少価値がなくなってしまいますからね。


 「今日千秋楽じゃないすか? 前の晩緊張してると思ったの。で、テレビでもつけようと思ったんだけど、ゆかりんが初めてテレビで歌う番組、そう、NHKさんのMUSIC JAPANアニソンSP3。あれ、ゆかりもリアルタイムで見ようとしたらドキドキ…、あ、今も思い出しただけでドキドキしてきた。緊張しながら見ようと思ったけど本当に緊張しちゃって一人で見るのいやだなぁって思って、twitterで#music_japanってハッシュタグつけながら実況しながら見てたの。見た人?(60%) 現場に行ってた人?(数十人、60倍の倍率だったらしいですが) 凄いね、あの友達連れて来いハガキ。『ぼっち』なのに友達を連れて来い、だと? 凄い緊張したんですけど、スタッフの人がニコニコしてて皆も居てくれて楽しかった。見てて思ったんだけど、JACK超映り込んでたね。邪魔じゃないよ、楽しかったからね。色々お願いをして桃色男爵と桃色メイツと一緒に歌いたいんです→分かりましたって。終わった後にゆかりが緊張してたら、JACKがポンポンって頭を叩いてくれて、とっても有難かった。誤解を恐れずに言うと凄い愛情を感じた。」、「ファンの皆には申し訳ないけど、桃色の姫でもあるから。あれ、ちょっとマズイ感じになっちゃう?」(JACK)、「男爵の中でも話題についていけない人がいるんですが」(GODは不在でした)。MCでやるかな、と思って前の晩に23時に間に合うように早めに家に帰って(23時で早めというのが、我ながら既に終わっているな…)観た甲斐がありました。


 「桃色メイツも緊張していたみたいで、終わって控え室に帰ってきたらわーんって泣いちゃって、可愛かったなぁ。今日千秋楽じゃない? リハの時泣きそうになった。この衣装でこの順番で歌うのは最後だと思うと。」、「じゃあ明日カラオケでやりましょう。場所はtwitterで呟きますよ。僕らこの盛り上がりじゃ終わって帰れないですよ、もっともっと盛り上がりましょう!」 なんかこのまま曲に行っていいんじゃないか、という雰囲気でしたが、「めろーん行っておこうかな。やらないとキレる大人が居るからね。MJ→めろーんの順番か、めろーん→MJの順番か迷ったけど、後者だと時間が押して喋れなくなってしまうかもしれなかったし」でめろーんコーナーへ。


 「ここ、なんだっけ、この文言。ここにめろーんステッキがあります。」、「おかしいな、しゃもじでも出しましょうか?」、「ここに壊れかけのステッキがあります。このステッキをえいっとやられるとあら不思議、皆がゆかりんにめろめろになってしまいます。めろめろ以外にもなってしまいます。今日は東京公演なので来てくれています。矢野さん、それにキングレコードの石岡さんとサワハタ君。みっしーは今日は許してあげて。今日はおいちゃん(キングレコードの偉い人)来てるから、おいちゃんの前でみっしー『ウワァー』って見せられないからね。はい、ゆかりがやっているラジオいたずら黒うさぎの構成作家の矢野さんです。」 矢野さんは管理人と同じ列の右方に座っていたのですが、以前よりもさらに丸々とした印象が。「矢野さんめろーんのやり方知らないよね?」、「知らないよ」というステージ上にもかかわらず素の返しから付き合いの長さを感じさせます。は「もしかして田フューム揃った? 何でもないです」と一瞬口走っていましたから、収録上まずいと思ったのかもしれません。


 この後は男爵含めてスタッフに「めろーん、んろぉーめ」を仕掛けたり、客席に「呪い!」あるいは「ひざまずけ!」を発動。「呪い」は広島公演にいないと分からないのですが、皆徐々に体勢を低くしていくという対応を取っていました。一方、「ひざまずけ」は「ハハァー」と皆平伏するので、「何だ、それ。この写真撮りたい、超面白い。面白いでしょ、ゆかりのおもちゃなの」とご満悦。その様子を見て、男爵や矢野さんらが半ば素で大笑いしている図が新鮮でした。「ニャア!(ニャア!) ニャアニャアニャア!(ニャア!ニャア!ニャア!) バッカでー。じゃあ戻しましょう、んろぉーめ!」で全員起立し、「次の曲に行きたいと思います。」 新潟から広島まで色々なご当地めろーんの要素の集大成でした。


17.You & Me
 まだ発売されて一年経っていない曲とは思えない浸透ぶりで、すっかりfeaturing王国民の代表曲の一つになりました。


18.fancy baby doll
 1番の返しについてはが手を耳に当てるかどうかで判断しています。今回は1番の「世界一可愛いよ」に「ありがとうー」、2番で「もっともっと」、最後は楽器の音が全て止まりホール中に「世界一可愛いよ!」が轟いた後、から「ありがとう!」と返ってきました。
 曲の途中でウサギを投げたり、メンバー紹介が入って、桃色男爵、桃色メイツ、桃猫団、オーディエンスの皆、と続いて「そして、ボーカル田村ゆかり」と続きます。
 男爵の自由度が大分上がっており、まさにゃんはチェルシーの冒頭「Happy! Happy!」→「FuFuFuFuFu!」のcall & responseを楽しみ、Jackは「踊るぽんぽこりん」(元々BBクイーンズのメンバーなので)。そしてすっかり定番ネタとなった観があるのがGODのサックス。福岡公演で『タモリ倶楽部』のOPを独奏し、それに合わせてピンクの照明で照らされたがステージ上から客席にお尻を向けて延々と振り続けるという光景が展開されて以来、ここはのお色気シーンが展開されるコーナーとなったのですが、本日もその再演となりました。そして太田さんは、ゆかり王国国歌の出囃子にのって上段から登場。「何で自分だけ新しい映像作ってもらってるの、ずるい、駄目だよ。」
 桃色メイツは面白い格好を披露、も「楽屋で普段見せているセクシーなポーズを」ということで「アハン、ウフン、イヤーン」、更には「女豹、にゃあ」などとピンクのライトに照らされながら心のこもっていないセクシーポーズを披露しますが、客席は満足しません。「何をやったら許してもらえるの? この人達曲に入る気ないよ。何をやったらいいかわからない」で結局再度お尻を振ることに(井森ダンスでよかった気がする)。あれだけ嫌がっていたのに「お知り振れってこと? いつもうんざりしながらやってますけど、じゃあ曲を吹いてください。1、2、1、2…」と自発的に音頭をとって辱めを受けに行くでした。なんという羞恥プレイ(笑)。


 曲の途中に紹介やら遊びを入れるのは悪くないのですが、ちょっと尺が長すぎてせっかくの『fancy baby doll』が完全に分断されてしまったのは勿体無かったですね。


19.ラブラブベイビーハッピースター
 POPな跳び曲全開。「~~、コイノヨカン!」という間奏部分を叫んでいる人は結構いました。管理人は1、2回目のオリジナルの部分と、3回目の創作の部分と全部を叫んでいます。
20.candy smile
 ここからポンポンを持って歌います。FCイベントで配られたもの、自作のもの、など色とりどりで見栄えがしますね。2chのスレを見ていると数多く自作して配布している方が結構居るようですが、こういう手作りの温かさが広がる関係性は貴重です。ラストの「好きだよ」に被せての「好きだよ!」は大音量でした。
21.Gratitude
 ギター陣は前に出てきて演奏。歌詞の『ありがとう』に合わせる客席からのコール、そしてぴたりとミラーで合わせる左右振り(アーチ曲)が凄く綺麗でした。発表された当初はまさか『Gratitude』で泣くことになるとは思わなかったです。管理人の中で本ツアーのテーマ曲になりました。
 曲の終わりで特効のピンク銀テープが射出されましたが、やはり限定Tシャツの色と合わせられています。
22.LOVE ME NOW!
 「最後の曲です(エー)」に続いて演奏されたのは『皆大好きゾーン』のトリを飾る『LOVE ME NOW!』。「隣の人とリズムを合わせて」肩を組んで横揺れしたり、FCイベントの振り付けを再現している人は結構多かったです。このラインダンスの達成度も回数を重ねるとどんどん上がっていきましたね。
 『忠誠』を誓うシーンでも直立不動で心臓に右手を当てている人が多かったです。左手で『捧げ』の動きも悪くないのですが、ここはぴたっと静止して、その後静から動への変化をつけるとメリハリがつきます。
 とにかくポンポンをつけた腕を上下に動かしまくる鉄人レース曲なので筋肉痛必至の曲ですね。


 終わって「どうもありがとうございました」と一同礼をして袖に捌けていきます。この時点で21:32でした。


(encore)
 アンコール開始は21:38。

23.童話迷宮
 今回は新曲が多いので警報(ハーイハーイハイハイハイハイ、この後に名前被せPPPHが来るという先触れ)を打つタイミングを意識しているのですが、逆に常連曲は圧倒的な音量で警報→名前被せPPPHが沸き起こるので、流れに身を任せています。
24.Super Special Smiling Shy girl
 暖まりきった客席をさらに弾けさせるのが『S4G』。
 Aメロ後半からは拳を突き上げる速度が上がるのですが、これを煽るのはGOD。もモニターに足をかけてヒムロックのような姿勢で拳を上げていたのが格好良かったです。Bメロの名前被せPPPHのところではステージを見習って前後に身体を揺らすのもあり。
 『Super Special Smiling Shy girl 大好きー』→『大好きゆかりん!』→『Super Special Smiling Shy girl 笑ってー』→『笑ってゆかりん!』のコンボもすっかり定着。今回は階を分けずにマイクを向けて煽ります。「ダイスキユカリン!」に合わせてからも「ありがとう! ダイスキみんな!」が帰ってきたり、ラストは「大好き!」とが絶叫して大盛り上がり。締めは「せーのっ、ジャーン」といううジャンプを10回連続で飛ばします(10箇所目にちなんで)。


(MC5)
 「アンコールどうもありがとうございました。皆元気ですね。ネコがゆかりんに絡みたそうにしているよ。ネコもどうもありがとう。まさかこのネコに会えるのが今日で最後になるなんてあの時の僕達はまだ思ってもいなかったのです。necoは今度からゾウね、くすんだゾウ。nekoは今度からくすんでない宇宙人ね。」 これに呼応してnekoは宇宙人や地底人の真似(ただの匍匐前進にしか見えなかったが)をします。「じゃあくすんだティラノザウルスだとどうなるの? ま、最後だからどうでもいいか。でも次からどうしよう、中の人が背が高い人に変わって『ガワ』がピンと伸びたら。もしくは体格の良い人が入ったら?」 これに客席から「まさにゃん」という声が飛び気色ばむ一幕も。「可愛いネコちゃん達でしたー」で桃猫団退場。


 「はい、ということでアンコールだったんですけど、ここで皆さんにお知らせがあります。いい知らせとは限らないよ? 来年田村ゆかり19枚目のシングルを発売することになりました。同時に来年ゆかりんの写真集発売が決定しました。詳細はいたずら黒うさぎかホームページで紹介しますのでご覧ください。頑張ったよ。2回目の17歳だけどね。皆が期待するような『アハーン』はない。『袋とじ』もないから。袋とじがある写真集って面白いな、前編袋とじにしちゃうのもアリかな。それでは最後の曲です。『My wish My love』。」


25.My wish My love
 特効のドライアイスが流れる中、静かに歌い上げる。プリアラの時は「なのはの映画のエンディングら辺」に流れる曲と自虐的に語っていましたが、ようやくエンディング曲に昇格しました。


(MC6)
 「はい、今日は本当にどうもありがとう。それでは一緒にステージを盛り上げてくれた皆です」で、桃色メイツ、ジュニア、桃猫団を呼び入れます。皆おそろいのTシャツを着用しており、メイツとジュニアが、また桃猫団+桃色男爵がそれぞれ並んでくるっと背中を見せると『ドキドキYUKARIドキドキ』が完成。「ゆかり一人仲間に入れない、しょぼーん…。というわけで、今日は有難うございました!」で皆で手をつないで一礼。客席も頭をペコリと下げる光景が心温まります。
 一人が壇上に残り、恒例のお別れの儀式。一階右翼→二階右翼→一階右翼→一階中央→二階中央→二階左翼→一階左翼の順に客席の隅々まで手を振ってバイバイ。が今手を振っているゾーン以外は拍手でそれを包み込み、時折「せーのっ、ゆっかりーん!」がこだまするのもお馴染みになっています。
 中央に戻ったを一段と大きな拍手が包み込みますが、話し始めるとすっと場が静まり返って皆が聞く体制に入ります。「はい、本当に本当にありがとうございました。とっても楽しかったです。ありがとう!」で投げkissを一回送って袖に消えていきました。この時点で22:04。まだだ、まだ終わらんよ。


 客席から「もう一回」コールが沸き起こり、照明も暗いまま。機材席のスタッフさんたちも微動だにしなかったので、まぁ織り込み済みのダブアンです。(11.04追記:10.30付のの日記が公開された今となっては、この表現が不適切なのは重々承知なのですが、自分への自戒を込めて敢えてそのままにしています。詳細はコメント欄をご覧ください。)
 22:06にが再登場し拍手。ここからのMCそしてダブアンが神でした…。


(double encore)
(MC7)
 「アンコールありがとうございます。はい、えー、今日は千秋楽ということでなんだかちょっとおセンチな気分になっているけれど…。雨も降ってるしね、雨なんて可愛いものではないけれど。これは特に変な意味に取らないで聞いて欲しいのだけど、ライブやらせてもらうのに『あと何年やれるかな』って思いながらやってます。というのも皆も年を取るでしょう? 別にゆかりの体がどうとかじゃないけど、自然の摂理として人は変わっていくじゃない? 『来年できるかな?』って思いながら毎年やっています。こうやって皆とバカな話をして笑いあったり盛り上がったり、本当に本当にうれしいし有難いなと思っています。」 同様のことはDreamy Maple Crown幕張メッセ公演 のダブアンの時にも話していましたが、永遠じゃないからこそ今のひと時を大事にしたい、という想いがひしひしと伝わってくる内容でした。客席からは啜り泣く声が。


 「そんなゆかりんですけど、なんと、来年もまだ歌い続けられることが決定しました。ということで来年の春! またライブが決定しました! 場所は日本武道館! しかも2Daysでございます! ということで2011.04.15-16、金曜土曜日なんですけど、来てくれるかな? はい、ということで、まだまだ、もうちょっと、もうちょっと、と思いながら頑張っていきたいと思うので、皆も一緒に頑張ってくれたら嬉しいなと思います。」 ここは一転して笑顔がはじける嬉しいお知らせでした。実は同時期に東京都内で行われる数十万人規模のイベントプロデュースに関わっているので時間が取れるか微妙なのですが、まあ夜なら何とかなるかな。


 「もう一曲歌おうかなって思います。この曲は…なんと言うか…ゆかりの曲なのでゆかりのことを歌っているのは当然なんだけど、自分のことにもマッチする、共感出来るって思ってくれる人が沢山いると思います。…うまく言えないなぁ、今までの自分のこととかこれから先のこととか、難しいよぉ、ゆかりの歩いていく未来に皆がいてくれたらいいな、と思います。」


26.レゾンデートルの鍵(アコースティックバージョン)
 この曲を初めて聞いた時から、歌詞の意味と言い調べの優しさといい、絶対ツアー最終の締めに相応しい曲だと確信していました。しかしそんな予想が当たった嬉しさ以上に、の優しい歌声が響き渡り皆の心に沁み通っていく空間と時間が切な過ぎて、ただただ涙を流すしかできませんでした。客席の皆もサイリウムを振らずに棒立ちで、滂沱と流れる涙をまとって啜り泣いていました。


 終わって一礼し、「本当にどうもありがとう。皆はゆかりの大切な宝物です。有難うございました!」と神の様なる一言と投げkissを2回残して袖に消えていきました。
 客席を自然発生的に拍手が埋め尽くし、やがて有志の呼びかけで三連締めが行われました…が、やっぱり最後も三本締め。ま、千秋楽ですしこの辺はご愛嬌。時間は22:20でした。