アイドルマスター XENOGLOSSIA #19 サヨナラ | 羊飼いの戯言

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 『アイドルマスター XENOGLOSSIA』第19話を視聴。
 スパイであった雪歩に釣り出された春香から、千早がインベルを強奪。そしてヌービアムには代わりに雪歩が搭乗したため、これでヒエムスを含めプロメテウスシリーズの3体がトゥリアビータ側に移ったことになります。
 唯一モンデキント側に残されたネーブラは中破状態ながら伊織の叱咤激励に応えて再起動しますが、その前にエピメテウスが立ち塞がり、敗色濃厚な展開は変わりません。


 その戦局を覆すのは、双海亜美もが拉致の窮地に立った際に生じる重力震反応、そして突如現界に復帰するテンペスターズ。鎧袖一触でヌービアムとインベルを退けた後、高周波振動音を発振させたため、プロメテウス・エピメテウス全シリーズが機関停止し、戦闘停止状態に陥ります。
 この音に聞き覚えがあるのは亜美だけのようですが、真美が消えた時と関係があるのか、またテンペスターズだけがその影響から免れていた理由などは不明です。


 いずれにせよトゥリアビータ側の手中にほぼ無傷で3体、モンデンキント側に半壊が1体、所属不明が1体という戦力不均衡状態にあるため、密かに開発され成層圏外に展開していたウルトリウスV1-V3が、プロメテウスシリーズ5体同時の破壊を狙って起動。モンデンキントとは別の思惑で動く第3勢力の意向がようやく表に出てくる展開ですが、まだその真意・正体は見えてこないですね。


 流石にトゥリアビータ側もその計画を挫かんとエピメテウスを特攻させますが間に合いません。結局その思惑を砕いたのはテンペスターズですが、年余に渡り行方不明になっていた真美を亜美の下に返し、自分の身を犠牲にしてレーザーの地表への直撃を防ぐ姿は、「iDOLには心がある」という言葉をそのまま形にしたものと言えるでしょうか。