先のエントリで書いたように、
技術士は、既に技術士になっていることを追認してもらう、
と言うとらえ方が個人的にはしっくりときます。
技術士資格は難関で、ハードなのですが、
対策にそれほど多くの時間を割かなくても合格する人がいる事も事実です。
仮説です。
試験対策で新たな知識を詰め込むのではなく、
既に日々の業務を通して長年蓄積をしてきた知識や経験のベースがある。
そう考えると納得がいきます。
つまり、基本的な勉強は既に済んでいるのです。
その上で、蓄積した知識を体系的に整理したり、
試験の形にアウトプットする訓練をするのみ。
そう考えると、合格までに積年を必要とする場合と、
それほど時間を掛けずに短期間で合格する場合がある
事の説明もできる気がします。
積年、受験をされている場合は、試験の対策と併せて、
積極的に仕事に取り組むことや、
仕事を通して社会に貢献する事を目指す、
そうする事が意外と合格への近道なのではないかと言う気がします。
社会貢献や真摯に仕事に取り組むことこそが合格への道につながっている。
それが技術士なのかもしれないです。