“ベティブルー”



“ラビリンス”
“フェノミナ”
“イージーライダー”と並ぶ
マイFabサントラ四天王の一角であり
1枚だけ他の3枚とは異質なオサレサントラ。


ベティブルーは1986年公開のフランス映画で
全編通してエロティックな描写があるにもかかわらず、単館好き的なオサレこだわり女子に人気のあったキャッチーだけど重い恋愛映画。

昔のユニクロには、この映画ポスターがだいたい店内の天井近くに飾られていた気がします。



公開から10年ほど経った頃、当時付き合っていた彼女がブランキージェットシティ、
ジャンユーグアングラード、そして
ベティブルーを愛してやまないという
オサレ先行型の素敵な女性でした。



その彼女の勧めで観たベティブルーは、
衝撃的で興味深いものでした。


最初は2時間の通常版を観たのですが、その後3時間のインテグラルを観て更にその魅力にとりつかれました。
(いわゆる「完全版」にこれほど価値のある映画も少ないと思います。)



その彼女とのお別れの後も、何度と観返すことがあり、いつの間にか自分にとって大切な映画のひとつとなっていました。


必然的に聴き出したサントラはこれまた素晴らしく、淡い思い出も相まってか、他の音楽とは異なる体への染み渡り感がありました。


竹中直人さんもとあるインタビューで
このサントラを「ほんと好きっす。」と
コメントされていました。あぁ嬉しい。


男と女って…
愛って…
家族って…

『ベティブルー』のサントラに針を落とすと
いまでもそれぞれのシーンが思い出され
心が締め付けられます。。。
この映画とサントラに出会えたことは、本当に感謝です。



ちなみにブランキーが歌った
“絶望という名の地下鉄”の一説
「ローラーを履いた 新しいスタイルの
不良グループ」
この元ネタ的な役をジャンユーグが演じた
リュックベッソンの『サブウェイ』は
生涯で1番エンディングが好きな映画。

そう、フランス映画のエンディングは
とってもオサレでステキ✨


ブランキーもフランス映画も大好き。
きっかけをくれた彼女、ありがとう。


↑『サブウェイ』のジャンユーグアングラード。
 焦るくらいアラサーとは思えない💦