#スキルス胃がん
江本孟紀氏が語る「5年生存率7%」のスキルス性胃がんとの戦い/ポストセブン
●2017.3ほぼステ4のスキルス胃がん診断
●慶大病院川久保医師が執刀、信頼を置いている
●「私が見えるがんは全部切ったから安心してください」「好きなものはどんどん食べよう」
https://www.news-postseven.com/archives/20230602_1873793.html?DETAIL
2023年の記事ですが、とても印象的な記事ですので再度ピックアップしました。
いくつかポイントがあると思います。
まず、早くみつけるのは大事だということです。
江本さんの場合は、仕事上で感じたちょっとした違和感から病院に行かれています。
これが遅れていれば、同じ結果にはならなかったのではないでしょうか。
年のせいにしたり、根拠なく大丈夫だと考えずに、早く病院に行く。
これがまず大事です。
次に、信頼のおけるお医者様です。
これが江本さんにとってかなり大きなポイントになっています。
なかなかそういうお医者様とは簡単には出会えないものですが、例えば、私はまだがんにはなっていないのですが、がんが疑われる場合にはどこの病院にかかるべきか、くらいは事前に調べておいてもやり過ぎではないと思います。
そして、そのお医者様の言葉を信じて前向きな心を持つこと。
言い換えるなら、信頼できるお医者様に全幅の信頼を置くということでしょうか。
生活面では、食べることの楽しみを大事にされています。
これが難しいのですが、食べる以外の楽しみを持つことも大事だと思います。
要は、がんを忘れる瞬間を設けるということです。
もう一つ、江本さんの表現で印象的なことは、野球に例えているところです。
これも、野球をされていなかったらなかなか難しいかも知れませんが、実は私も逆境を楽しむということではあるイメージを持つようにしているんです。
それは、映画007シリーズのジェームズ・ボンドです。
寅さんなんかと同じで、だいたいあのシリーズは、昔からストーリーの流れが決まっています。
ボンドは必ず危機を迎えるのですが、そこから大逆転で敵をやっつけてしまうんです。
私も何らかの危機を迎えた時に、あの時のボンドの心の持ち方を演じるように、そういうイメージを持っています。
そうすることで、大逆転がシナリオに加わるように思うのです。
そもそも、大逆転は難しいことですが、シナリオにさえなければ実現することは余計に難しくなります。
ですから、せめてシナリオだけでも、そのように物事が動いた時に、すぐに反応出来るように心の準備をする、そんな感じでしょうか。
それが、江本さんが言われるところの、自分なりの闘い方のイメージ、なのではないかな、と思います。
言うのは簡単ですが、実践は難しい、というものの典型であるとは思います。
ただ、こうしてほぼステ4のスキルスから回復された江本さんの例は実例です。