#まとめ 9/18【全11記事ピックアップ】
#がん治療研究 【海外記事】免疫療法が効きにくい「コールド腫瘍」を見える化する新戦略/Dana-Farber Cancer Institute
●p53は全がんの約半数で変異するが、予測された175種類の標的候補のうち実際に安定検出されたのは5種類
●ERAP1という酵素を阻害すると、T細胞がp53変異がん細胞を再び認識し攻撃
膵・前立腺・卵巣・乳がんなどへの応用期待、まだ実験段階

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米ダナファーバーですが、筆頭著者は近畿大学病院の研究者の方で、元々は日本での研究がダナファーバーで発展したものと言えるかも知れません。
ものすごく簡単に言うと、がん細胞が免疫細胞から「見えない」仕組みの研究です。
p53遺伝子に異常があるがんでは、T細胞(免疫)ががんの目印を見つけにくいことがあります。そこでERAP1という酵素を止めてやったら、がん細胞の目印が表面に出てきて見つけやすくなり、T細胞が再びがんを攻撃できる可能性が示された、という具合です。
現時点では実験段階で、人への効果はまだ確認されていません。
ただこれは、免疫療法が効かない人を効きやすい状態に変える状態に変えることが出来る可能性を秘めた研究ですから、大いに期待したいところです。

https://www.dana-farber.org/newsroom/news-releases/2026/making-invisible-cancers-visible-study-suggests-a-new-route-to-turn-cold-tumors-hot
 


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#小児脳腫瘍 【海外記事】既存の抗てんかん薬レベチラセタム、難治性脳腫瘍で生存期間21.0カ月対9.9カ月/Nature Medicine
●小児高悪性度脳腫瘍218人を解析、びまん性正中神経膠腫では服用群15人の生存中央値21.0カ月、非服用群104人は9.9カ月
●マウスでも腫瘍増殖を抑制、がん細胞が神経から受ける成長信号を遮断する仕組み
●後ろ向き解析で因果関係は未確定、臨床試験を開始予定

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小児高悪性度脳腫瘍すべてに見られたわけではないのですが、てんかん発作を抑える薬「レベチラセタム」使用者に見られた傾向としては顕著とのことです。

 


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#前立腺がん Ⅱ期で神経温存し全摘、PSAがゼロにならず再発が心配/産経新聞
●前立腺全摘後はPSAが測定限界まで低下するのが一般的だが、わずかに検出されても直ちに再発とは限らない
PSA再発の目安は0.2ng/mL以上が続くこと。がん研有明病院・米瀬淳二医師は現時点では経過観察し、PSAの推移を注意深く見ることを助言
●神経温存は性機能維持を目的とする手術法。再発の判断はPSAの値だけでなく、その後の上昇傾向や病理結果などを合わせて判断する



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#肝がん 原因となる遺伝子変異が見つからない肝がんの発症ルートを解明、新たな治療標的「TET1」に期待/東京科学大学
●遺伝子変異ではなく、YAP1がDNAの状態を変えて複数のがん関連遺伝子を一斉に活性化
マウスではTET1の働きを抑えると肝がん形成が減少
●従来の遺伝子変異を狙う治療とは異なる新標的になる可能性。まだ基礎研究段階

 


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#がん治療研究 CAR-Tなどの細胞治療、副作用時に細胞を止める新たな「安全スイッチ」を開発/理化学研究所
●遺伝子改変した治療細胞を必要時に自滅させる「AuxiCasp9」を開発
●培養細胞で薬剤投与により約80%を停止、薬剤自体による細胞毒性は確認されず
●既存の停止スイッチと互いに干渉せず、二重の安全装置として使える可能性
●CAR-Tなどへの応用が期待されるが、まだ培養細胞での基礎研究段階

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CAR-Tでは投与後に強い副作用が起きてもすぐ止められないのが課題とされます。この「AuxiCasp9」は治療細胞にあらかじめ自滅する仕組みを組み込んで必要時に特定の薬を投与して細胞を減らす安全装置です。将来、重い副作用への備えとして期待されます。

 


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#非ホジキンリンパ腫 【海外治療記】12歳でステージ4、再発後に新薬治験と幹細胞移植 診断から15年、今はがん研究者に/City of Hope
●2011年、12歳でステージ4非ホジキンリンパ腫。1年間の抗がん剤で寛解も1か月後に再発
●当時新しかった標的薬ブレンツキシマブの治験でがんが消え、2012年に幹細胞移植
診断から15年。現在はCity of Hopeで移植治療をより安全にする研究に取り組む

https://www.cityofhope.org/giving/a-survivor-turned-scientist-is-shaping-stem-cell-transplant

 


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#乳がん 【治療記】乳がん手術から5年、95歳の二葉百合子「100歳までは」今も歌声を披露/マイナビニュース
5年前に乳がん手術、「何十回という治療」も経験。現在95歳
●今も音楽特番で「岸壁の母」などを歌い、後輩への指導も継続
●「100歳までは…」と語り、乳がん治療中の石原詢子にも励ましを送り続けている

 


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#卵巣がん 【治療記】卵巣がん、7度目の再発で治療選択肢を失った私が治験にかけた思い/オンコロ
●2009年、卵巣がんステージ3Cと診断。再発を繰り返しながら2026年現在、診断から17年
●7度目の再発で抗がん剤の副作用により治療継続が難しくなり、治療選択肢を失う状況に
●画像検査など治験の参加条件をすべてクリアし、新たな治療選択肢として治験参加へ。標準治療が難しくなった後の実体験

 


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#卵巣がん 【海外治療記】57歳でステージ3B、再発を繰り返し診断から8年 治療進歩に支えられ65歳の今も闘病/Fox News
●2018年7月、57歳でステージ3B卵巣がん。手術後、抗がん剤6回
●2020年再発→手術・放射線。2021年から約5年間、維持療法で「がんの証拠なし」を維持
●再再発後、2026年5月から18週治療。7月PETで病変が見えなくなり新病変もなし。「治療の進歩で今も生きている」

 


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#膵臓がん 【海外治療記】ステージ4で肝転移、「残り数か月」と覚悟 診断から2年、現在がんなし/Daily Mail
●2024年4月、3.5cmの膵臓がんと肝転移が判明しステージ4。「数か月しかない」と覚悟
●抗がん剤10回、肝臓3か所の焼灼、放射線治療。2025年1月からオラパリブ+内服抗がん剤
診断から2年の現在、検査ではがんなし。BRCA遺伝子変異に合った治療が奏効

https://www.dailymail.com/health/article-16129545/stage-4-pancreatic-cancer-spread-liver-alive-new-drug.html

 



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#腎臓がん 【海外治療記】余命2~3年から、治療変更で腫瘍約90%縮小 ドルフ・ラングレン68歳「まだここにいる」/SurvivorNet
●2015年に腎臓がん診断、手術後2020年再発。病状が進み「余命2~3年」と告げられた
●セカンドオピニオンで治療変更、3か月で腫瘍20~30%縮小、最終的に約90%縮小
2024年11月「がんなし」。2026年現在68歳、かつては生きて迎えられないと思った作品公開を控える