#食で健康に
【医者が教える】60年の統計的エビデンスで突き止めた…病気になりにくい人が「食べる食材」の正体/ダイアモンド
●魚・野菜は否定するエビデンスがほぼない
●魚は毎日1切れ食べると、魚介類をほとんど食べないグループ比較で認知症リスク61%低減、と言える

 

要約:

一生、病気に悩まず健康に生きた人々には、共通する小さな習慣があることが、CIRCS研究(1963年開始/1万人を60年追跡)で明らかになりました。これは日本人の健康に関する、世界最長・最大級の信頼性を誇る研究です。

 

この研究によれば、健康な人ほど無意識に「健康的な習慣」を実践しているという驚きの事実が判明しました。

中でも「食生活」は重要で、特に注目されたのが魚と野菜です。これらは健康への効果を否定する証拠がほとんどない、最強の食材とされています。

 

魚は週1回程度でも健康効果があり、たとえば青魚を週3回食べると中性脂肪が下がり、認知症のリスクも大きく低下することが報告されています。魚介類に含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸がその鍵です。

目安としては、1日1切れ(約80g)の魚を食べることで、健康効果が期待できるとされています。

 

結論として、健康な人に共通する小さな習慣の一つは、「日々の食事に魚と野菜を取り入れること」。これが長く元気に生きるための、科学が裏付けた知恵なのです。