#ダウン症
ダウン症候群の人の細胞から余分な染色体を除去する手法、三重大学が開発/マイナビ
●ダウン症者由来のiPS細胞への作用確認、最大37.5%で”余分な染色体”消去_CRISPR/Cas9システム
●ダウン症者特有の合併症の低減=治療に可能性
染色体切断の技術、CRISPR/Cas9システムを使用し、ダウン症の方の染色体異常を解決するというものです。
iPS細胞によって切断そのものについては確認されたようです。
がん治療とは全く関係の無いものですが、個人的に思入れがありますので。
友人の子供がダウン症で、20代中盤になります。
幸い、重大な合併症はまだ出てきていないのですが、将来を考えると、親としては心配で仕方ないようです。
いずれは、われわれ世代の方が先にこの世を去るのですから、その先の子の未来について案じるのは普通のことです。
こちらの記事によりますと、「細胞表現型の回復」として、染色体異常が認められない細胞が出現してくることまではわかっています。
さてそれが、合併症が無くなることを意味するのか、これはまだわかりません。
ただ、ダウン症の方がダウン症である大要因が解決するわけですから、肯定的な変化が出てくることは期待してよいと思います。
ただし、この染色体の変化は突発的なものになりますから、それが人体にとってどうか、ということです。
いずれにしても、この研究が進むように願ってやみません。