#膵臓がん
胃カメラをもちいた 膵がんの早期発見 早期膵がん発見可能にする診断法の開発/香川大学
●十二指腸乳頭部から回収液中のKRAS遺伝子変異を検出し高い診断精度に診断
●健康者と手術適応膵がん患者を判別
依然として膵臓がんは難しいがんとされていますが、それは見つけるのが難しいからです。
どうして見つけるのが難しいかと言うと、膵臓が体の奥にある臓器だけに、検査そのものが難しいことと、検査するだけでも体に大きな負担ががかかってしまうからです。
これを何とかしようと、血液検査などからのリスク判別が行われ、それなりの効果が出されているわけですが、決定的なものはまだ出来ていません。
こちらは、胃カメラ検診の時についでに出来る検査であり、しかも精度が高いということで、かなりパワフルな案件だと思います。
この検査の精度の高さは、十二指腸乳頭部に発現するKRAS遺伝子変異からの診断であるため、膵臓がん細胞にダイレクトなわけです。
結果的に得られるメリットとしては、手術出来る範囲での膵臓がんの発見が増えることになります。
しかも胃カメラと一緒に出来ますから、定期健診可能ということになります。
大きな一歩と言えます。