#大腸がん
大腸がん術後再発の有無を正確に診断 岩手医科大学などが超高感度血液検査を開発/大学ジャーナル
●患者個別の”ctDNA”による検査
●従来のCT、腫瘍マーカーによる検査より高精度
●術後化学療法の要不要判断材料に、予後の改善や治療の副作用の軽減が可能に

 

既に手法としては確立されている検査ですが、更に一歩実用に近づいたと言えますね。

 

再発の危険性がある場合は、やはり術後化学療法を実施する必要があるのですが、奏功しているかどうかはctDNAの変動で確認出来るようになります。

薬の効果によってctDNAが消失した場合は、やはり再発の可能性が減少していることを意味しますから、無駄に長く続ける必要もなくなってきます。

 

術後、ctDNAが検出されない場合は、再発の可能性がかなり低いわけですから、体の負担が大きい術後化学療法を実施する必要がなくなります。

 

特に、必要もない化学療法の実施を防ぐことが出来る点は大きなメリットだと言えます。