#膵臓がん
本田五郎さん、腹腔鏡で日本をリードする肝胆膵外科医 年間百近い膵切除手術で膵液漏などの合併症も限りなくゼロに近い成績/zakzak
・肝胆膵内科の検査技術高で”ゼロ期”患者を多く見つけてくれる=成績良くなる
・腹腔鏡でロボット以上の手術が可能 他

 

膵臓がん治療が、今大きく前進しようとしていると感じています。

 

その要因の一つは、早期発見が出来る可能性が広がっていることです。

尿検査によって膵臓がんリスクが判別出来るシステムがいよいよ実装出来るだけのエビデンスが揃いつつあります。

 

これが可能になりますと、健康診断のオプションとして膵がんリスク検査を加えることで、もしリスクが高いとなれば本格的ながんの有無の確定検査を実施することになり、早期の段階で発見できます。

 

早期で発見できた場合には、切除手術が可能であるケースも多くなるはずですが、そこでこちらの有名な本田先生の腹腔鏡手術などの出番となるわけです。

 

外科の日本医療が本領発揮する、と言えばあまりに大雑把ですが、膵臓がんの危険性がぐっと下げるために重要な位置づけであることは間違いありません。

 

ダヴィンチに代表されるような、ロボット支援下での手術が発展を遂げていますが、これをやるにはそのロボットが必要になってきます。

 

しかし内視鏡であれば、場合によってはかかりつけのクリニックでも実装することが可能です。

膵がん手術ですから、お手軽というわけではありませんが、求められる環境的なハードルはぐっと低くなります。

 

本田先生が仰るように、医師の技術がものを言います。

私はお医者様というのは、尊敬される存在であってもらいたいと思うのですが、まさにそれを裏付けるわかりやすいものが”腕”であるとも言えますね。外科技術です。

 

いずれにしても、検査技術と外科技術の向上によって、膵がんが治りやすいがんになる日もそう遠くはないと感じさせてくれる記事です。