#森永卓郎
喋ることも食べることもできない…森永卓郎(67)が直面した「慣れないがん治療の辛さ」→「それでも復活できた理由」/プレジデント
●抗がん剤には苦しんだがある”気つけ薬”は大当たり、翌朝には意識朦朧から回復 他

 

かなり前ですが、森永さんをお見かけしたことがあります。

 

このような事を言うと失礼かも知れませんが、よく肥えておられてどこか頼りなさげな雰囲気がしましたが、それが親しみやすさにつながっているような気がしました。

 

あれから、どことなくいつも気になっていたのですが、ライザップのモニターをされて、急激に体重を落とされた時はその写真に目を疑うほどでした。

 

そして、がんに罹られたとの報が。

記事では、もう先が短いというようなものでしたが、現在も活動を続けておられるところからすると、落ち着いた状態でおられることがわかります。

 

膵臓がん四期から原発不明がんということになって、やはり簡単な状況ではないことは確かですが、私としては、一体何をされているのかなという点に興味を持っています。

恐らく、標準治療ではない高額な自由診療で治療を実践されていると思うのですが、延命フェーズを超えていってくれないかと願っていますね。

標準治療なら10万円、自由診療なら100万円、生存出来た期間にはあまり差がなかっただろう・・・ということで、それなら標準治療の方がコスパ良い、というような論法で「標準治療が最良」とするのは、あまりに患者を軽視し過ぎた考え方だと思っています。

もちろん、いわゆる”出来る治療で”標準治療は最高の治療法であることには異論ございませんが。

 

さてこの記事で森永さんが重要な事を示してくださっていると思うのですが、それは、膵臓がんの化学療法でかなりしんどい思いをされていた時に、”合わなかった”と明言されていることです。

 

我慢強い方というのはいらっしゃいますから、尋常ではない我慢を実践して辛さに耐えておられる方もいらっしゃるはずです。

森永さんもやはり抗がん剤治療で我慢されたのですが、この記事から読みとることが出来る文間があって「死ぬまで我慢するのはおかしいよ」というものです、私には。

 

少なくとも、「大丈夫」ではなく「大丈夫ではない」ことを担当のお医者には伝えるべきで、そうすることによって、最も合う薬にたどり着くことも出来るのだと思います。

 

学びを与えてくださっている森永さんに感謝すると共に、とにかく長く生きてくださいと願います。