#がん治療
【余命の誤解】むやみに恐れて寿命を削るな!医師の本音「余命はアテにならない」をがん専門医に聞いた/週刊女性
●余命1年宣告も3,5,10年生きる方はざら・短いことも→個人差大、ドラマの影響大きい
●ステージ4も全て末期ではない
●余命負けない暮らし方とは

 

私のぶっちゃけの思いを言います。

 

こちらの記事の主体を成しているのは、佐藤典宏先生という帝京大の教授さんで、食事ががん治療やがん予防にもたらす効果について、さまざまなレベルのエビデンスを伴って紹介されている方です。

 

食べるもの、がん治療に関係あるよ!と大きな声で仰っている、日本では稀有なお医者様なんです。

 

その佐藤先生は、食についての本をいくつか出されているのですが、私も購入しました、食べることについて意欲が湧いてくる本なんです。

 

私はまだがん患者さんというわけではありませんから、こんな食事をしたら免疫力が上がって病気を予防できるかもしれない!という動機を与えてくれるのですが、もしこれをがん患者さんが読んだらどうでしょうか。

 

意欲どころか、これやらないと!となるかも知れませんね。

ところが、そうではない方ってやはりいらっしゃいます。

治療することをあきらめたり、自分は死ぬものだと決めつけている方、この記事のメイントピックである、余命宣告を受けてそれに支配されてしまっている方など。

 

そういう方向けに、「あきらめる必要なんてない、私の書いた本を読んで良いものをしっかり食べなさいよ!by 佐藤典宏先生 及び 出版会社」という記事。これが私のぶっちゃけ思うところです。

 

要は、本を売りたい記事なのですが、その要素に嘘とか騙しはありませんし、がん患者さんの利益になることが満載されている記事だと言えます。

 

経験、伝承・伝統などではなく、科学的エビデンスを伴って食ががんに与える影響をご主張されているんです、佐藤先生は。

 

余命宣告に惑わされてあきらめたり落ち込んだりせずに、どうせなら良いものを食べて、がん治療に希望を持って毎日生きましょうよ、というメッセージにも聞こえます。

 

さて、佐藤先生がそういうメッセージ性の中で、じゃあどう生きたらよいのかということをコンセプトで上げられています。

 

【抜粋】

余命に負けない暮らし方
・できるだけ身体を動かして筋力の衰えを防ぐ
・身体によい食事をあきらめずしっかり栄養をとる
・やりたいこと、やれることに積極的にチャレンジ!

 

実は、私もこのようなブログやSNSなどを実施するにあたって、コンセプトを持っていやっています。

それは、人様にお見せ出来るようなものではなく、自分の中でも考えを色々な方向性で探って、修正して、がん患者さんのどんなメリットになりたいのかをまとめたようなものなのですが、その方向性というのは、【メンタル】【食事】【運動】なんです。

 

医療者であられる佐藤先生が言われることと、私のようなサプリメント屋が言うことではまた角度が違うと言われるかも知れないのですが、私としては、ものすごく佐藤先生の仰る内容には共感を覚えて共鳴したくなります。

 

メンタルの部分においては、やりたいこと、やれることにチャレンジ、ということを推奨されているのですが、時間を有意義に使うということと、一時でも自分ががんであることを忘れる時間を作ることが大事だと思います。

 

これは、深みにはまることを防ぐ、事実を事実以上に悲観的に捉えることを防ぐことに役立つと思うからです。

 

メンタル、食事、運動。

これは現時点では、がん医療が完全に患者さんに入り込んでいない分野で、しかも治療成績を左右するような重要事項だと思います。

医療か食事か、ではなく、医療効果を促進させるものとして考えてみることは悪い事ではありませんね。