#食道がん
【がんサバイバー】秋野暢子さん「罹患から2年」を乗り越える「ドクターから『ひと山越えましたね』」「少しでも皆さんの希望に」/nifty
◎2022.7に食道がんステージ3診断、声帯温存のために手術ではなく科学放射線治療を選択
「ドクターから『ひと山越えましたね』と嬉しいお言葉」

https://news.nifty.com/article/entame

 

食道がんの治療を開始されてから、ずっと注目して心から応援しています、秋野さん。

 

理由は、

1、これまでがんなど病気にならないように心がけて来られたから

この現実は、全ての方にとって受け止めるべきものだ思うのですが、どれだけがん予防にと運動をして食事に気をつけていても、なる時はなるのががんです。

がんを「災害」として捉える考え方がありますが、まさにそのようなもの。

予防は意味がありますが、そこには備えの意味もあるということです。

 

秋野さんも、運動を心がけ食事に注意されてこられたようですが、がんが出来てしまいました。

がん予防、ということでは、言いたくはないのですが失敗と言われても仕方ありません。

 

しかし、大事なことは、がんはあるけれど健康的な生活を送ってこられたことで、体は元気で治療の成果も上がっているということです。

 

健康的な生活をすることが、生命を維持していくというレベルで重要なことを示していただけるのではないか。

そういう観点でまず応援しています。

 

2、化学放射線治療を選ばれているから。

手術と化学放射線治療の選択肢があり、手術の方が、若干再発率が低いようです。

秋野さんが、もし生きていることを最重要視されるなら、手術という選択は十分にあり得たわけです。

 

ところがそうではなく、化学放射線治療を選ばれたのは、俳優さんとしてとても大事な声帯を温存するためです。

つまり、生きていることはもちろん重要視されているのですが、更に、どう生きているかについてを優先的に考えてのご選択だったはずです。

 

がん患者さんが、ただ命を長らえることだけが人生の目的になってよいはずがありません。

もちろん命は最重要ではあるのですが、その命をどう生きるか、どう使うのかについて、主体的に決定していく権利(表現に窮しますが)があります。

 

秋野さんは、その生き方と再発リスクのバランスを取って、化学放射線治療を選ばれたのだと思います。

だからこそ、その人生がこれまでよりもっともっと輝くようにと、応援したい気持ちなります。

 

どうかこれからも、再発してこないように願っています。

そのことが、同じがんサバイバーさんの励みになると思っています。

 

秋野さんのブログ↓