#トリプルネガティブ
トリネガ乳がん、解糖系が関わる新たな治療抵抗性メカニズムを発見-慶大ほか/医療NEWS
◎TNBCのパクリタキセル耐性研究
脂肪酸代謝やメチル化酵素の阻害剤とパクリタキセル併用により薬剤抵抗性を解除できる可能性 他

 

がん細胞が増殖のためのエネルギーをどのようにして得ているのかという点に着目し、パクリテキセルの耐性を得たトリプルネガティブ乳がん特有の”経路”がまず特定出来た・・・

 

そして、その経路を確立するためにどんな酵素が発現してるのかを調べたところ、ある3種類が高度にメチル化という影響を受けていることがわかった・・・

 

術前化学療法で効果が高かったがんと低かったものを比較したところ、低かった方でその3酵素でメチル化を受けていることがわかった・・・

 

動物実験では、その3つの酵素でメチル化が起きないおのでは、パクリタキセルの効果が回復することが判明。

 

3つの酵素がメチル化しているかどうかがパクリタキセルが効くかどうかの指標になると共に、メチル化を抑え込むことが出来ればパクリタキセルの効果が回復する可能性がある、ことがわかったというものです。