#がん治療
担当医とうまくコミュニケーションをとるにはどうすればよいですか?/ヨミドクター
◎短い時間での雑談は進めるが患者さん側から”難しい”という声も
メモを作っておいて「一つだけ質問していいですか?」「これだけ教えてください」で初めて質問してみる。 他

 

病院によって、担当医によって、がん患者さんの治療成績が変わってくるということは、既に有名なお話です。
 
標準治療ということで、治療方法の標準化はなされていますが、結局は患者さんによって、個々の状況は違うわけで、それをしっかりと見極めて適切な治療を行っていくには、病院としてのノウハウももちろんですが、やはりお医者様個人の経験や腕がまだまだ物を言うわけですね。
 
ということは、情報伝達を確実に効率良くしたり、時にはお医者様からのインセンティブを引き出そうと思えば、お医者様とのコミュニケーションは超重要と言えます。
 
自分がお医者様の立場だったら、どんな患者のことを気に掛けるかなあ、ということを時々考えることがあります。
 
私は気が弱く、あまり人とコミュニケーションを取りたいと思わない方ですから、どうしてもお医者様とも必要最低限の会話だけしておきたいタイプです。
しかし、個人的な関係として、いてるのかいないのかわからない存在になるということは、がん治療の場合であれば、あまり得策とは言えません。存在が薄ければ、気に掛けようがありませんから。
 
また、何でも控えめでハイハイと物わかりの良い”良い子”は、確かに扱いで困ることはないかも知れませんが、特別に気に掛ける対象ではないように思います。
 
もし私がお医者様なら、ということでは、ほどほどに厚かましく要求をしてくる患者さんかも知れません。ポイントとしては、かわいげがあるかどうか、です。
 
ド厚かましい人は、避けられますが、ほどほどに厚かましくて、かわいげがあって憎めないタイプというのは、実は会社経営などでも成功している方の典型的なタイプでもあるように思います。
 
そうなります、ということでなれるものでもありませんが、とりあえずは、何でも我慢して”良い子”でいる必要もありませんし、おとなしくしているよりは、何かを言う人で会った方がましなのは確かですね。