#免疫療法
がんになってもがんで亡くならない世界を目指して 医師に聞くがん免疫療法の「現在地と未来」/AERA
◎免疫チェックP阻害薬は約半数に効果、うち2-3割は長期継続・再発防止用途で抗がん剤の5-10%効果上乗せ
◎抗体薬物複合体、二重特異性抗体も注目の免疫療法

 

免疫チェックポイント阻害薬が肺がん治療の保険適用になったのが2015年で、それ以降、適用範囲を広げてきているところの”医療成果”は、ちょうど今頃出てきていることになります。

 

当初、「そんなに長くない期間の延命のために、超高価な薬を使うのはどうか」ということも言われたりしたのですが、オプチーボに関しては薬価引き下げもあって、今ではほとんど聞くこともありません。

 

記事にもある通り、利用した約半数の方に、完全奏効、部分奏効など効果が確認されており、そのうちの2,3割は長期奏効していると言うのですから、夢の実現と言えなくもないですね。

 

現在はこの、免疫チェックポイント阻害薬の効果を更に高めるために、色々な療法との組合せである併用療法の研究が真っ盛りです。

既に有望な結果も出てきており、こちらのお医者様が仰るように、がんと共存の時代にいよいよ差し掛かっているのだと思います。