#膵臓がん
すい臓がん早期発見へ、AIベースの予測システムが新成果/MIT Tech.Rvw
◎米国、電子健康記録(長期の健診、病歴等の記録)から膵がんリスクを割出すAI
◎対象600万人中、実際に膵がんが発症した人の35%を診断の6-18ヵ月前にハイリスクと識別 他
電子健康記録、つまり、これまでの健康診断や病院へ行った履歴などから、AIが膵がんに罹るリスクを割出すというものです。
胃や食道のがんなら胃カメラ、大腸がんなら大腸カメラ、乳がんならマンモグラフィなど、リスクが考えられるがんに対応する検査があります。
膵がんにも相当する検査はいくつかあるのですが、体への負担、費用などを含めると大変なものになります。
それでがんが見つからなければ安心という成果が得られるからまだ良いのですが、もし、がんが見つかって成果とするなら、それが早期であった方が当然良いわけです。
そのために体に負担のかからないリスク検査が色々と研究されているのですが、もしこのAIが機能するということになれば、検査を受けるというよりも、「リスクが判明したら連絡を受けることを承認する・希望する」というような、一種の承認や意思だけを示しておけばよく、わざわざ血や尿を採取する必要すらなくなってきます。
他のがんリスクも判別できるようになる可能性もありますね。