#直腸がん
切除可能な直腸がん試験結果に世界が注目も 日本の標準治療は「手術」で変わりなし/がんサポート
◎標準治療が日本と欧米では異なる
◎日本が放射線ではなく手術を選ぶ理由の1つ→晩期合併症を避けるため
◎強い痛みを伴う再発を避けることが最優先

 

見るべき試験結果から、日本での直腸がんの標準治療が、化学放射線治療になる可能性もあるのですが、これがそうであってはならん、日本は手術だ、という記事です。

 

こう読むと、外科医エリート層の傲慢な顔が思い浮かばないこともないのですが、決してそういうことではなく、ちゃんとした理由があってのことです。

 

なぜ日本では標準治療が手術なのかというところの説明があるのですが・・・

 

まず、広島・長崎での戦術核による被爆国であるということが、放射線治療を避ける傾向を生んでいるとのこと。これはありますね。

放射線パニックはよく聞かれることです。

 

また、欧米型肥満者がそもそも手術に適さないということが、やせ型の方が比較的多い日本で手術が優先される理由、ということもよくわかります。

 

そして、注目すべきことは、再発しないために手術が最善、という考えです。

それは、この直腸がんというのは、再発したらとても辛いことになるからのようです。

まず痛み。酷い痛み襲われることが多いようです。

 

だからこそ、再発リスクを増すくらいなら、手術して人口肛門も設置するんだという。

これはもう哲学的ですらありますね。

 

私はこの記事を読む限り、手術に賛同します。