#がん治療
分子標的薬の治療が急拡大 「ステージ4の進行肺がん」でも余命を年単位で延ばす効果報告/zakzak
●9種の遺伝子異常に約20種の分子標的薬が保険適用
●遺伝子異常の有無を調べる診断が必要
●「全員に有効ではないが適す患者には1剤で年単位の生存延長も」

 

肺がんは患者さんの数が多いこともあって、特に研究が進みやすいと言えますが、この分子標的薬と遺伝子診断によって、大きな恩恵をまず受けているがん種ではないでしょうか。

 

記事にもあるように、分子標的薬を使用するにはコンパニオン検査という、薬に応じた遺伝子異常があるかないかという検査が必要になってきます。

もちろんそこには病院によって差があるのは問題ですが、医療全体の流れとしては、肺がん→まずは遺伝子調べよう、となっているようで、この流れはいわゆる個別化医療の方向性とともに、更に強くなっていくものと思われます。