#子宮頸がん
iPS細胞を用いた子宮頸がん治療の治験へ 順天堂大/NHK
●健常者からHPV細胞を攻撃するキラーT細胞を取出しiPS細胞に→再びキラーT細胞作成→移植_拒絶反応が起きにくい・HPV感染細胞への攻撃能UP
●難治の再発患者9名が対象の治験、来年度1人目開始予定
他人のキラーT細胞を移植することで問題となるのは拒絶反応です。
これをiPS細胞で克服したものが、この試験で使われる模様です。
健常者=元気な人のキラーT細胞を、がん患者さん=弱っている人に使えるなら素晴らしいことが起きるはずです。
しかし問題は・・・
健常者T細胞にも数に限りがある。
これを解決するのがiPS細胞=無限増殖可能。→低コスト
他人から入れるということで拒絶反応が出る。
これを解決するのもiPS。→拒絶反応の心配が少ない
このように、問題解決されたiPS由来のキラーT細胞移植ということです。
期待は大きいですね。
これが成功すれば、新たな免疫療法が登場することになります。
また、いよいよiPSが日の目を見るかも知れませんね。