#がん光免疫療法
5分の照射でがんが消滅する…三木谷浩史が「おもしろくねえほど簡単だな」と唸った光免疫療法の新しさ/プレジデント
●理論上は9割以上のがんに効く
●手術、放射線、化学療法み見られるリスクが無い
●がんだけを狙う、繰り返し可、短い施術時間 他
https://president.jp/articles/-/74483?page=1
注目度が高い療法で、こちらのがん光免疫療法を取り上げると、アクセス数が上昇します。
こちらの記事は、目新しい内容ではないのですが、現状の3大療法との比較されている点では、あらためて理解と期待を新たにするものです。
現在、保険治療の対象となっているのは、切除不可、局所進行・再発の頭頚部がんのみです。進行した頭頚部がん対象です。
保険治療による治療成績は、それほど良いものではなく、一度はがんが縮小したり消えたりするものの、早期再発が見られることが多いようです。
しかも進行期のがんが対象ということで、なかなか治療成績としての本領は発揮されていない可能性があるかな、と思います。
症例数が伸びないことの原因は、旧来の療法と明確な差がつかない点があるようです。
旧来療法とは、いわゆるケモラジ療法で、これを上回る成果が出ないと症例数も伸びないだろう、と。
現在、このがん光免疫療法との併用により効果を成す免疫療法が研究されており、臨床試験に駒を進めることが出来るかが今度のカギとなります。
あくまで個人的な考えですが、理論上は9割以上のがんに効く、のですから、初期がんの一手として、まずこのがん光免疫療法を実施するのはだめなのか、と思います。
記事にあるように、療法から来る深刻な副作用などは少ないわけで、しかも繰り返し可能であるなら、がんが小さいうちに叩く、進行を遅らせるなど、初期に必要な成果が期待出来るように思うからです。
もちろん、じゃあやろうというものではありませんし、そこは日本の医療に期待するばかりです。