#食道がん
オンコリスが反発、テロメライシンの局所進行性食道がんに対する有効性が示される/かぶたん※投資情報
●根治治療(切除・化学放射線)不適進行食道がん対象ウィルス放射線治療併用試験第Ⅱ相→局所完全奏効率41.7%で基準(30.2%)超え達成、1年生存率71.4%

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202310160279

 

投資家向け情報からです。

オ社からのリリースはこちら↓

https://ssl4.eir-parts.net/doc/4588/tdnet/2345760/00.pdf

 

精力的にテロメライシンの試験が展開されているのですが、その一つがこの食道がん向け試験。

 

手術が出来なくて、根治治療(つまり病巣を完全に取り除くこと)が出来ないとされる食道がん患者さんが対象の試験です。

 

用法については、6週間の放射線治療前に、内視鏡下で患部にテロメライシンを3回投与するというものです。

 

根治治療が不可とされた方への併用療法で、局所完全奏効→局所的には完全にがんが消失した状態が4割強の方で見られたということは、素晴らしい結果です。

試験計画上で定められていた30.2%を上回り、確かに効くぞ、となったということです。

 

ちなみに、局所著効(がんは完全には無くならなかったけれど明確に小さくなったとわかること)を含めると、58.3%ですから、効き目は十分に期待出来るということになります。

 

1年生存率は、放射線単独治療の場合では57.4%ですが、こちらの併用試験結果は71.4%(データカットオフ時点)となりました。

 

食道がんにもウィルス療法の時代がやってきそうです。