#がん治療
【がんを生きる緩和ケア医・大橋洋平「足し算命」】信頼ゆえにわがまま言う/共同通信
●わがままの矛先は主治医→過去に効いた薬を指定、飲み方を自分で決める等
●”叫べ皆の者”言いなりにならず言うべき、自己決定に不可欠、わがままはポジティブな生命行動だ
https://www.kyodo.co.jp/b/2023-10-03_3804196/
YouTubeチャンネル↓
足し算命の大橋洋平先生です。緩和ケア医でありながら、ご自身が希少がんジストの患者さんです。
肝転移判明(つまりステージ↑)した日から、何日生きているかを数える「足し算命」として著書を出されています。
昨年1000日突破ですから、もう1400日くらいはいっていると思います。
さて今日のテーマは「わがまま」で、お医者様ならではのお薬に関するわがままを主治医さん、腫瘍内科医さんに言っているぞ、とのこと。
そして、同胞とも言える同じがん治療中のみなさまに向けて、「叫べ皆の者」ということで、もっとわがままは言うべき、と仰るのです。
私もこれはその通りかと思います。
お医者様も多くの患者さんを相手にされますから、どうしても患者さんの扱いは、ベルトコンベア的にならざるを得ません。
だからこそ、患者さん側からの要望をしっかりと伝えることで、ただなされるがまま、大橋先生仰るところの「言いなり」から、脱出出来る可能性があるように思います。
人それぞれ、体の色形や状態が違うように、ベストな治療も本来は人それぞれ違うはずです。
ご自分のベストに向けての調整方法が「わがまま」ということになるかな、と思います。
大橋先生はお医者様だから言える、ということがあると思うのですが、質問をすることにわがままになっても良いかも知れません。
「先生はお忙しいだろう」とか、そういう配慮は一旦置いていただいて、疑問点、不審点はとにかく質問する。
これも大事だと思います。