#抗がん剤副作用
がん患者さんの毎日を支える “治療日記でつながる” アプリ「ribbons」/PRTIMES
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000113824.html

 

薬剤師さんがクラウンドファンディングで資金を得て作成されたというアプリです。

 

がん患者さんに特化しているところは、実際に使用される方にとっては安心感がありますね。

 

ちょうど今日のニュースで取り上げられていたのですが、日本でのSNS上でのがん関連情報は4割以上がガセネタのようです。

 

そもそも、検証している人がどれだけ正確な判断基準を持っているのかも怪しいのですが、Xなどでは「いいね」などのエンゲージメントを獲得するために、無茶苦茶な情報を流すことが常態化しています。

 

私もまた、がん患者さん向けに情報を発信している、と言えるのですが、基本的な手法として、情報ソースを紹介するというスタンスは崩しません。

 

なぜなら、がんというのは命に関わることもある病気であり、それに関しての情報を広範に流す以上、その内容については、一定の質が確保されていなければ、即、非倫理的なものになるからです。

 

私どもの場合、それはソースとなるメディアの信頼性によって担保されると考えています。

 

私が得た情報を、あたかも私にある知識のように披露して注目を集めることも、実はそんなに難しいことではありません。

しかし、そもそもの目的がそこにはありませんので。

 

さて、アプリの話に戻りますが、信頼のおける医療情報を提供、と標ぼうされています。

しかし、何をもってそういうことが言えるのか、薬剤師だから信頼出来るのか、と言えばそんなことは絶対にありませんから、ここは様子見だと思います。

 

メディアは視聴が取れ出すと、あっと言う間に媒体化します。

広告の看板がいっぱい掲げられ出す、ということです。

信頼性のおける、と言われる情報が、ただのコマーシャルになっていくからです。

 

コンセプトにはひしひしと良心を感じるアプリです。

どうかそのような広告媒体にならないように願うばかりです。